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【本は人生の武器になる】
- ポイント1 「読書は選書が9割」
- ポイント2 ビュッフェか、コース料理か
- ポイント3 読みっぱなしにしない「想起」
◆目次◆
01 落とし穴にハマった経験から学んだ「読書に対する考え方」
02 「知る」を最大化する本の選び方
03 「知る」を最大化する本の読み方
04 「知る」を最大化するアウトプットの仕方
05 「知る」を最大化する読書の続け方
読んだきっかけ
読書メーターで親しくしている方のリストで見て興味を惹かれていたところ、家族が図書館で借りてきた本。
一見初心者向けのような作りなので、読み始めたときは「私には必要ないかも……?」と思いましたが大間違い。
めちゃくちゃ内容が濃くて、付箋だらけにしてしまいました(←すでに書かれている内容と違う読み方)
こんな本です
著者のぶっくまさんは、本を読むことで壮絶ブラック企業勤めから脱出し、人生を変えた方。
現在はお仕事のかたわら、読書系インフルエンサーとして活躍されています。
ご自身の経験を元に書かれているので、「必要なのはわかっているけど、なかなか本が読めない」という読書が苦手な人でも、最初の一歩が踏み出せる、親切設計の本です。
ポイント1 「読書は選書が9割」
実は、読書は本を読む前から始まっています。それは「本の選び方」。
趣味の読書はともかく、新しいことを学んだり、悩みを解決するためには、「あなたに最適な本」を選ぶことが何よりも重要なのです。
この本で紹介されているのは3つ。
実は「選書が9割』と言われるほど、本選びは重要25
・目的を定め、目的にあった本を選ぶ「目標型選書」
・悩みを言語化し、解決するために本を選ぶ「悩み解決型選書」
・自分の知識の面積を広げる「知の体力型選書」
どれも重要ですが、目の前の課題を解決するには、まず「悩み解決型選書」がおすすめ。
ポイント2 ビュッフェか、コース料理か
たいていの読書術の本には、「全部を読むな」と書いてあります。
でも、物語を読んでいた頃の癖(頭から全部読むのが当たり前)がなかなか抜けずに困っていました。
ぶっくまさんのたとえが秀逸で、やっと納得できました。
それがこのふたつ。
「効率読書」=ビュッフェ
「探求読書」=コース料理
です。
たしかに、ビュッフェのお料理を端から全部食べよう、という人はいませんよね。
何があるのか全体像を把握してから、自分が食べたいものをセレクトするのがふつうです。
コース料理は、ここぞという時、ゆっくりじっくり味わいながら食べる。
今からする読書がどちらに当たるのか、決めてから読むことで、確実に内容が身につくはず。
※以下は私が内容をまとめたものになります。
■「効率読書」1冊30分、効率を最大化する本の読み方108
- ビュッフェスタイルのレストランに似ている。「おいしいものだけを思いっきり食べたい」そんな目的で、食べ放題のお店に行き、メニュー全体を見て、何を食べたいのか確認する。その後自分の食べたいものだけを取りに行き、食事を楽しむ。おいしかったものをもう一度食べる。
→寄り道はせず、必要な知識を最短距離で取りに行く読み方
■「探求読書」文字情報から学びを膨らませ、知のネットワークを作る読書法126
- コース料理のようなイメージ。自分の食べたいコースを選び、どんな料理がどのような流れで運ばれてくるのかを確認する。一つ一つ料理を楽しんでいく。
- 本の内容から想像力を膨らませたり、既知や経験と結びつけたり、より抽象度を上げて普遍的な学びにしたり。本を丁寧に読んでいく。
ポイント3 読みっぱなしにしない「想起」
個人的に一番印象に残ったのが「読んだ内容を思い出す想起」です。
もったいないのが、せっかく本を読んだのに、内容を忘れてしまうこと。
ひどい時は「この本は読んだことがある」という事実しか残らないことも……、
解決策として、ぶっくまさんは「想起」を勧めています。
やり方は簡単。折りに触れ、「最近読んだ本の内容を思い出す」だけ。
入浴中や、くつろいでいる時などがおすすめだそうです。
さらに、思い出すために「記憶のフック」を作っておくのが効果的。
本の表紙をそのフックに使うといいそうです。実物の本でもいいし、読書メモなどに本の表紙写真を載せておくのでも。
これなら、「忘却の彼方」に消えていくのを防げそうですね。
感想
実は、ぶっくまさんが人生を変えた1冊として挙げている『一瞬で自分を変える法』という本、私も読んでいました(今も持っています)。
なのに、今いる位置の違いは何なの?というのが一番の衝撃でした。
ただ興味の赴くまま読んでいたらダメだったんだな、というのが素直な感想です。
もっと早く知りたかった1冊。みなさんはぜひこの本で人生を変えてください。
こんな人にオススメ
- 図解が多く、本が苦手な人でもわかりやすい作り
- 巻末のぶっくマップで、ジャンルごとに読むべき本が見つかる
- アウトプットや、SNSへの発信方法もくわしく書かれています
レベル
守 ですが、あらゆるレベルの人に役に立つ内容です
私のアクション:「効率読書」の手法で1冊読んでみる♪
次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモのスタンスはこちら
※メモは近日中にUPします!
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