毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

一筋縄では行かない相性?

オリエンタル占星術

オリエンタル占星術

以前書いた水晶玉子さんの「オリエンタル占星術 運命のリズム」の元になる本がこちら。女性誌「フラウ」に連載されているのでご存知の方も多いと思う。もともとは宿曜経という空海が日本に持ち帰ったお経が原典の占いで、生まれた時の月の位置に基づいて27種類に分類してある。この本は主に基本的な性格と相性について載っている。

誕生日がわかればいいので割り出すのは簡単なのに、不思議に当たっているのだ。この本では27種類をそれぞれ何のNo.1か紹介してあるのだが、私の宿は「感受性の強さNo.1」だった。ふだん自己紹介の短所に書いてしまうくらい持て余しているのでこれには大笑い。他にも「金運No.1」とか「カリスマ性No.1」など、引きつけられるものがいっぱい。

しかし、簡単に調ぺられるのだが奥が深い。特に相性はけっこう複雑で、強く惹かれ合うのに悪い相性とか、恋愛はいいけど結婚になるとダメ、とか簡単にいい悪いと決められないのだ。しかも同じ分類(自分からいくつ離れているかで決まる)でも、自分の宿によって微妙に違うらしい。とても詳しく書いてあるのであっちを読んだりこっちを読んだりなかなか大変だった。
確かに、人間は複雑だからそう簡単に「いい相性」「悪い相性」と線が引けるものじゃないのかも。

それに、宿によって幸運な生まれとそうじゃない生まれというのがある程度差がついている(もちろん私は幸運No.1ではありません)というのが現実に即していていいなあと思った。どう生まれついていて、そこからどう生きていくのかのヒントがもらえるのだ。

さすがは中国&インドの占い、理想論だけじゃないところが面白い。