毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

GTDって、いいかも。

Lifehacks
昨日書いた本ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則の監訳者、田口元さんのサイトidea * ideaに行ってみたところ、ネット上でもGTDに関するページがいろいろあることがわかった。特にわかりやすかったのがITmedia Biz.IDの特集企画「はじめてのGTD」。さらに、「写真でわかるGTD」(「はじめてのGTD」ページからでも行けます)も参考にしながらやってみた。このページではITmediaスタッフ2名が実際に田口さんの指導のもと、GTDに挑戦してみたレポートなのでとてもわかりやすい。
まず、とにかく頭の中にあるものをすべて紙に書き出す(「収集」のプロセス)。やらなければならないことや行ってみたいところ、将来の夢など何でも。田口さんは本ではこのプロセスにがんばって2−3時間はかけてください、と書かれていたが「写真でわかるGTD」では「最低1時間かけてA4用紙×5枚は埋める」が基準になっていたのでそれを目標にした。
お正月には今年の目標も書いたし、「宝地図」も作っているし、しょっ中何かをリスト化している(長続きしていませんが)からか、それほど悩まず1時間半程度でいろいろと出てきた。田口さんがここがポイント、と書かれていた“頭がカラッポになった爽快感”を特に感じなかったが、また出てきたら書けばいいか、ととりあえず次のステップへ行くことにした。
次は「処理」といわれる書き出したことをどこに分類するか、という作業。これを「プロジェクト」「資料」「いつかやる/多分やるリスト」誰かに任せる「連絡待ちリスト」「次にとるべきアクションリスト」に分ける。フローチャートに沿って分けて行くのだが、面白いと感じたのは「2分以内でできることか?」という質問。確かに2分でできるなら今やった方が早い。すごく実践的だなあと感心した。実際には「次にとるべきアクション」を明日なのか来週なのかもっと先なのかなどさらに分類したが、だいたいざっくりと分けられた。その後「整理」と呼ばれるふだん自分が使い慣れているツールに落とし込む作業。私は手帳を使っているのでそこに転記したり、このシステムに欠かせないリマインダーの機能を使うために新たにYahoo!カレンダーを使うことにしたのでそれを設定したり。あとは「レビュー」という見直してじゃあどうやるかイメージする作業と、「実行」ひたすらやるのみ。「レビュー」はこのあと毎週1回見直す機会を持つことになっているので実際は来週からになる。
このリスト化に大きく役立ったのが田口さんご自身が作られたcheckpad。とにかくリストを作ってチェックして消していけるシンプルで使いやすいツールで、登録すれば無料で使える。携帯からも使えるし、リストを送ることもできて本当に便利。作るのが面白くてものすごくたくさんのリストができてしまった。
さらに、いろいろ検索していたらGTDのシステムをRHODIA(ロディア)というメモを使ってゲームのように楽しんでできるという「GTD+R」というものも発見。面白そうなので近々やってみる予定。しばらくは試行錯誤すると思うが、上手く軌道に乗れば私も頭カラッポの爽快感が味わえるかもしれない。楽しみ。
ただ、checkpadはパソコンを1日中つけているオフィスワーカー向けだと思うので、今は自宅で何時間かしか使っていないのにこのために1日中つけているようになるのもなんだかなあ。その辺は工夫してみよう。ツールは何でもいいのがGTDのよさなので。