- 作者: 舛田光洋
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/03/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そうなんです、読んだ時は必死で掃除するが続かないのが悩み。これは掃除だけじゃなくて人生の課題と言ってもいい(自慢するようなことじゃないですね)。
この本は、著者の人生が好転した秘訣を初公開、というものでいかに朝を有意義に過ごすかが書かれているが、実は朝気持ちよく起きて活動するためには夜の過ごし方が問題なのだ。夜更かし、ストレス、人工光や情報をガンガン浴びていて翌朝気持ちよく起きられるわけがない。わかっちゃいるけど…だが、私もただ今昼夜逆転に苦しんでいるのできっかけにしたいと思う。
コツは帰宅してから寝るまでの過ごし方。日中、仕事に関しては細かくスケジュールを守る人でも、夜くらい自由にしたい、とだらだらと過ごしがち。それを、仕事と同じようにしっかりスケジューリングするのだという。
帰宅してからの生活が明確でないために、ダラダラとした、マイナスエネルギーに支配された夜になってしまっているのです。
(中略)
仕事が終わってからもスケジュール管理されるのは、気が休まらないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、逆なのです。
気を休めるためにスケジューリングをするのです。
「もっとも大切なあなたの夜を、マイナスエネルギーを取り除いてリラックスするために明確にしましょう」
というのが「ナイトスケジューリング」の考え方なのです。
なるほど。確かに私も夜の時間まで管理されたくないと思っていたので、これはやってみたら大きな収穫があるかもしれない。さらに、朝早起きできるコツは目覚ましに無理矢理起こされるのではなく、自然に目が覚めることなのだそうだ。朝どう目覚めるかで1日の過ごし方は違うような気がする。
他には「ナイトそうじ力」といって夜寝る前に何をすると熟睡できるのか、朝15分に何をするか、どうやればミラクルモーニングになるのかなどのコツが紹介されている。著者の他の本のようにとても読みやすく、すぐに読めてやる気が起きる。「そうじ力」の本を読んでからがお勧め。
以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。
ミラクルモーニング3つの力
- 強力な朝の力を活用する
「早寝早起きは人を健康に、裕福に、そして賢明にする」
- 1%の法則
15分(24時間の1%)の集中が1日を決める
- そうじ力で「ありがとう空間」を創り出し、プラスの磁場にする
朝15分、集中して掃除する!
深い眠りを妨げるマインド
- 焦りの心
- ネバならない心
- 怒りの心
- 持ち越し苦労
過去に失敗したこと、挫折したこと、過去のマイナス体験をあれこれ考えてしまう心のこと。
- 取り越し苦労
持ち越し苦労と兄弟。
「ナイトそうじ力」8つのアイテム
- 帰宅時の玄関掃きで外のストレスをシャットアウト!
- 夜も換気して外気を取り入れる
- 脱いだ服を脱ぎっぱなしにしない
- 「今日も頑張ったね」と自分をほめながらの磨き込み
- トイレに行ったらついでに磨く
- 手を洗ったらそのまま洗面所も磨く
- 寝る前にキッチンのシンクを磨いてリフレッシュ
- メールやDMを捨てて頭の中をスッキリさせる
マイナスエネルギーを取り除く11の小さな習慣
- ミストをまいて磁場を変える
- 音楽の波動で癒しの空間を創る
- お風呂で疲れを芯から取り除く
- 間接照明に変えて自然な眠りを誘う
- キャンドルの灯りをぼんやり眺める
- 寝る前にはシンプルな食事
- 催眠効果抜群のカモミールティ
- おやすみなさいストレッチ
- 自分だけの安眠枕を見つける
- 真っ白いシーツで心も真っ白に
- 遮光カーテンで外からの光や音をカットする
モーニングスケジュールもつける
- 明日の仕事・勉強の支度をしておく
- 明日の予定を考えながら洋服を準備する
- 朝一番で飲むお茶・コーヒーの用意をする
- 就寝直前の儀式を決めておく(例えば携帯も眠らせる)
- 最後に、今日という日に感謝して、明日も1日良好であることをお願いしてコロリと眠る
この時に「明日は○○時に自然に目が覚めます」と言っておくとよい。
自分で朝一番からコントロールできるわけですから、主体的に生きている実績が積み重なり、心の底から自信がわいてきます。
私がほしいのはまさにこの実感。