毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

大人必読の自己改革本☆☆☆

4822245071大人が変わる生活指導
原田 隆史
日経BP2006-05-11
価格 ¥ 1,260
by G-Tools

原田隆史先生の本の中でも、これはタイトルの通り大人が実践するために書かれたものだ。基本は同じなので、以前紹介した「夢を絶対に実現させる方法!」と内容は大きく変わらない。ただ、実際に原田先生の研修を受けてやってみた大人たちの実例が豊富に紹介されていたり、理念やクレドなど、さらに踏み込んだことも出てくるので読み応えがあった。
また、私が一番知りたかった「日誌」の書き方も簡単ではあるが紹介されていたのもありがたい。

大人ひとりひとりがこんな風に変わっていけば、きっと家庭が改善され、そうすることで子供たちも変わりひいては日本も変わるのではないか、と期待してしまうくらい素晴らしい本だと思う。大阪府橋下知事は教育改革をなぜ原田先生に頼まないのか、とこの本を読みながら首をかしげてしまった。

個人的には「人はみな死刑囚、いつかは死ぬことが決まっている」という言葉が一番印象に残った。そうだ、時間は無限にあるわけではないのだ。


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

仕事を成功させる秘訣

極論するならば、この世のあらゆる仕事を成功させる秘訣は、相手の心にチャンネルを合わせることだと思います。

生き方モデルになる

多くの人は生き方モデルを求めています。人は魅力的な生き方モデルにひかれるものです。経営者に限らず、上に立つ人間は生き方モデルを目指すべきです。そしてすべての大人は、子供にとっての生き方モデルであるべきなのです。

ビジネスの現場に限らず、広い意味でリーダーにふさわしい人間をひと言でいうなら、私は生き方そのもの、人生そのものがお手本になる人だと確信しています。前述したとおり、生き方モデルになれる人です。

「日誌」の書き方

私の指導では、日誌を使って1日の終わりに、その日できたこと、できなかったことを○と×とで仕分けする作業を徹底しています。前日に列挙した行動予定のうち、その日にできたことに○、できなかったことに×と、毎日仕分けをしていくのです。
○は自分自身の強みや自信となって、積み重なっていきます。×がついたものは、なぜできなかったのかを検証します。さらに、どうしたら○にできるのかを考えて、翌日の具体的な行動目標として組み立てていくのです。

「できた」「できない」を○×で仕分けする作業は、自分の頭を仕分けする作業でもあります。自分の強みは何なのか、そして改善すべきところは何で、どのようにすれば成功できるのかを繰り返すことで、自分自身が見えてくるのです。

3分間作文(例)

「毎朝、仕事に行く前の日課ですから、3分間作文のテーマを、仕事に対してやるべきことを中心に書いていくことにしたんです。最初に感じたのは、仕事に対してやるべきことが、自分の中で整然としてきたことです。やるべきことがテーマですから、否定的なことを書くわけにはいきません。常に、何をするべきか、何をすればプラスになるのか、そんな話が中心となってきます。これをする、あれをする、『するんだ』『する』『する』という自分の思いを毎朝書いているうちに、仕事に向かう姿勢自体も、ポジティブなものに変わっていったんです」

短所は長所の裏返し

(自分の長所をできる限り書いてみる、という研修のあと)研修を受けた方の意見を聞くと、やはり長所よりも短所の方が、たくさん挙げられるという人が多いのです。短所を意識して、それを改善した方が早いという意見もあります。しかし、私に言わせれば、短所などは、一切考えなくてよい。なぜなら、あらゆる短所は行きすぎた長所の裏返しだからです。

オープンウィンドウ64

3×3、合計9個のマス目を書いた紙(マンダラシート)を用意する。真ん中のマスにテーマを書き、そのマスに接する8個のマスに答を時計回りに書いていく。

その周りにある8個のマスの真ん中に先ほど書いたそれぞれを8つのテーマとして書く。そのテーマについてさらに考えを深め、そのテーマに関連する具体的な答えをもう一度8個ずつ書いていく。
※別の本に「3分間で64個のアイデアを書く」練習があったが、この形式でやるとわかりやすい
マインドマップが苦手な人はマンダラシートを使うとよい、という意味が初めてわかった

やる気を与えるポイント

特に重要なポイントは「有能感」「統制感」「受容感」の3つ。有能感とは、「自分はできる、自分は能力がある」と感じさせること。
統制感とは、「できそうだ」という感覚です。目標に対する現在の位置を把握し、目標の実現が見えてくれば、やる気が出てきます。
そして、受容感とは、自分の居場所が認められていて、自分がなくてはならない存在であると感じることです。存在価値、レーゾンデートルという言葉でも言い表すことができます。
この3つの「心」に関する動機づけを、内発的な動機づけと呼びます。賞、罰、威圧や恐怖感で導くような、外発的な動機づけは、相手が初心者やなかなか動こうとしない頑固者に対しては有効な場合もあります。しかし、それがなくなれば「やる気」も失せます。心から燃えてくる本質的なやる気とは、少しレベルが違うものです。