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借りてみてびっくり、ものすごく分厚い。６２０ページに約２５００の言葉が紹介されているという。これだけ詰まってお値段１８９０円は破格だろう。１０章から成り、それがさらに１０に細分化されているので探している格言にたどり着きやすい。ひとつのテーマに４ページ＋コラムという構成になっているので、本の厚みのわりには読みやすいと感じた。
しかし、残念ながら言葉の出典が省略されている。出典を略してでもたくさんの言葉を収録したい、ということだろうが、オリジナルがわからないので原典に当たりたい時に少し困りそうだ。ただ、ものすごくたくさんの言葉が載っているため、ずっと読み進むうちに自分が相性のよさそうな人がわかってくるという思いがけない収穫も*1。
今回は図書館で借りたが、本来はいつでも見られるよう手元に置いておく本だろう。スピーチや文章などに引用すればスパイスになりそうだ。
一気に読むのはあまりお勧めしません。格言好きの私でも、ずっと読んでいたら「お腹いっぱい」になってしまった。時々パラパラ見ると、元気がもらえそうだ。
*1:ただし複数の出典からとっているため、同一人物でも名前の表記が違っていることがあるので注意が必要です。例）ルター／ルーテル
