毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

元気を分けてもらおう☆☆☆

松岡修造さんと言えば熱いことで有名だ。落ち込むことなんてなさそう、と思っていた。
ところが、この本の前書きによれば「消極的で弱い人間」なのだそうだ。意外!と思うが、この本はそんな松岡さんが自分を鼓舞するために唱えている言葉や、人を応援する言葉を集めたものだ。
シンプルだが、読むと励まされる。


この人はやはりアスリートなんだなと思った。もちろん現役時代も知っているが、考え方、うまく行かない時の切り替え方にすごい修羅場をかいくぐってきた人特有の潔さがある。これも本田直之さん言うところの「体験型」のことばだろう。ひとつひとつに力がある。

確かにこの本を読めば、松岡さんも弱いところのある普通の人なんだなと思うが、弱い人でもこんな考え方→取り組み方をすればあんな風にいつも元気にポジティブに見える、というのは素晴らしいお手本だと思う*1


この本は、東日本大震災のあとに松岡さんが「何かできることはないか」と考えて書かれたものだそうだ。辛い時でも勇気の出る言葉、前向きになれる言葉がたくさんある。ひとつひとつのことばに合った、イラストチックな松岡さんの写真も楽しい*2
手にとってぱらぱら眺めるだけでもちょっと笑えて元気になれる。名言好きの方はぜひ手に取ってみてください。
私のアクション:「何を言われてもイライラしなーい」を口グセにする


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。(内容は一部要約してあります)

「ナイスボレー、修造!」(P19)

※自分で自分をほめて苦手意識を追い払う
松岡さんは現役時代ボレーが苦手だった。決まるたびにこう言って自分をほめているうち、ボレーに自信が持てるように。

「やったー!俺の脳、いまブルブル震えて喜ぼうとしているよ!」(P23)

※「脳は苦しいなあと思う時ほど喜んで動いている」(茂木健一郎
…いいアイデアが浮かばなかったり、難解な本を読んでなかなか理解できない時に上のように思うようになった。
壁にぶつかったら喜びましょう。そして壁を乗り越えた時には子供のように素直に喜びましょう。

「自分を創るのは自分だ!」(P28)

※自分の考えや決断だけが自分らしさにつながる
自分の答は自分で考えて、決断して、経験しなければ出てきません。

「OK!ナイストライ!」(P34)

トライすることに悪い要素は何ひとつありません。
…成功しても失敗しても「OK!ナイストライ!」です。目標に向かってトライしている段階で、すでにナイストライなのです。バッドトライはありません。

「何を言われてもイライラしなーい」(P64)

ポイントは「イライラしなーい」という軽さ。「イライラしないぞ!」と構えていると、余計にイライラします。ここは、鈍感になることも大事です。

失敗したらガッツポーズ(P72)

失敗してうれしいという人はいませんが、落ち込んだら次に向かうチャンスを失います。…新しい自分に出会える、一歩進んだ自分に出会えると思い込んでください。そんなガッツポーズをするたびに失敗に対する不安も減っていきますから。

真剣だからこそ、ぶつかる壁がある(P78)

…壁に行く手を阻まれたら、自分が今できることから達成していくことが大事です。大きな目標達成はその後について来ます。小さな目標をたくさん立ててひとつずつやり遂げていきましょう。
その達成感の積み重ねは、必ず目の前の壁を少しずつ壊していきます。壊れ方は目に見えませんが、小さな目標を達成するたびに「もう少しだ」「必ず乗り越えられる」と言い聞かせながら、次の目標に立ち向かってください。

チャンスをピンチにするな!(P94)

チャンスの時に心がけるのは、ふだん通りの自分を出すことです。
(中略)
…チャンスが来たと思ったら、「やった!」とまず喜ぶ。これは自分にとって最高にいいことなんだとプラスのことしか考えない。そうすれば、自分のできることだけをやっていけます。

「がんばれ!」ではなく「がんばっているね!」(P104)

「がんばっているね!」は、がんばっている相手の努力を認める言葉です。努力が認められれば、誰でもうれしい気持ちになります。

緊張した時は心を入れて息を吐いてみよう(P110)

緊張しそうな時には、腹式呼吸を使ってネガティブな考えを吐き出すことに重点を置いてください。
(中略)
吐き出す時のポイントは心を入れることです。心とはネガティブな考えです。「うまく話せるかな」「支離滅裂な話になるんじゃないか」といった不安要素をすべて吐き出そうと意識することが大事です。

「いい時も、悪い時も、とにかく自分に正直になることが一番大事」(P142)

アテネオリンピックで金メダルを取ったあと、不調に陥った北島康介選手。インタビューに行ったらあまりに素直に弱音を吐くので驚いた。でも、その後スランプを脱し、二大会連続の金メダルを獲得。

今、自分が置かれた状況に正直になることは、実は大事なことなんだ…。しっかり自分の足元を見つめ、受け入れることで前に進む力を得ることができるんだと思いました。無理をしていませんか?自分の今の状態を把握することは強くなるきっかけですよ。

「不平・不満はポイズンだ!」(P146)

鏡に向かって誓え!(P192)

鏡の前に立ち、目の前に映る自分に叶えたいことを言います。
鏡に映る自分に声をかけるということは、自分がもう一人の自分にしっかり何かを伝えたい時に非常に効果的です。だから、鏡に向かう時には積極的なことを言いましょう。鏡に映る自分に言い聞かせながら、鏡の中の自分からも言われている感覚になるので、何も見えない時より2倍の効果があります。
(中略)
僕は起きた時と寝る前に、鏡に向かって声をかけています。

*1:「熱さ」は好みで微調整が必要でしょうが

*2:イワナが出てくる言葉にはイワナになりきった松岡さんが。もちろん渾身の写真揃いです