毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック』メモ  

【お断り】内容を損なわない程度に表現を変えているところがあります。ご了承ください

欲しいものを思い浮かべるには、2通りのやり方がある(P123)

ひとつは自分の映画を観るようなやり方、もうひとつはあなたの目を通して広い世界を見るやり方。
※「お金が欲しい」と思うなら、お金を見ないで、充分なお金を持っているあなた自身を見る。

願いごとを考える時には(P126)

先に3つのプロセス、からだをゆるめて、頭を空っぽにして心を開くを行う。特に心を開くことに注意して、人生で何をしたいか書き出す。

意志は霜取り装置のようなもの(P132)

何度も何度も意志を掲げているうちに、だんだんはっきりと見えてくる。曇りがどんどん取れていくみたいに。窓の向こうにはお医者さんになったあなたがいる。窓の向こうのその姿がはっきりしてくるにつれて、そのイメージが現実になる可能性が高まる。
※著者は「お医者さんになる」をイメージしていた

ルースのマジック、4つのプロセス(P153)

1.からだを緩めること
2.頭の中の声を止めること
3.心を開くこと
4.意志を掲げること

現実を作るのは、あなたの考え(P137)

あなたがやらなければ、誰かがあなたの現実を作ることになる。

脳は見慣れないものより慣れ親しんだものを選ぶ(P147)

未来の成功を思い描くことで、僕はその姿を脳に慣れ親しませていた。

僕は前頭前野のシナプスと細胞にそのイメージを刻み込んだ(P147)

前頭前野は人の実行機能を司る。計画、問題解決、判断、理由づけ、記憶、意志決定だ。それは感情的な反応を抑えることを助け、悪い習慣を克服したり、賢い選択をすることを手助けしてくれる、心について考えさせてくれるのが、脳のこの領域だ。

僕はいまだに人生で欲しいものを目に浮かべる(P161)

心の窓からそれを見ると、ぼやけていることも多いけれど、その時が来れば必ずはっきりと見えるようになると絶対の確信を持っている。このプロセスは必ずしも直線的ではないし、僕が望むタイミングや、わかりやすいタイミングでは実現しないこともあるけれど、はっきりと思い浮かべられることはだいたい実現するし、実現しない時にはそれなりのもっともな理由がある。……結果を信じることと結果にこだわることはまったく違うことを僕は学び…(以下略)。

ルースの言葉(P241)

私たちの誰もが、人生の中で痛みを感じる状況を経験するの
それを「心の傷」って呼ぶのよ
それを無視するといつまでも治らない
でも時には、心に傷を負った時こそ、心が開くものよ
心の傷が一番の成長のチャンスになるの
困難は魔法の贈り物なのよ

ルースが心のコンパスと呼んでいたものは(P247)

迷走神経を通して脳と心の間でやりとりされる、ある種のコミュニケーションだ。脳が心臓に送るよりもはるかに多くの信号を心臓は脳に送っていて、人体の認知と感情のシステムは知性を持つこと、また心臓から脳への神経結合はその逆よりはるかに多いことは研究で証明されている。
(中略)
個人の幸せと人間全体の健全さは、頭と心の融合と協調に左右される。ルースが僕に与えてくれた訓練は、体の中の2つの頭脳、つまり頭と心の両方の脳をひとつにすることを助けてくれるものだった。
(中略)
人は欲しいものをなんでも生み出すことができるけれど、生み出す価値のあるものが何かを教えてくれるのは心の知性だけだ。

心のアルファベット、心を開く10カ条(P256)

昔マジックショップの奥の部屋で教わった瞑想の練習を続けながら、僕は毎朝このアルファベットを唱える新しい練習を始めた。全身をリラックスさせ、心を落ち着けたあと、このアルファベットを唱え、その日の目標として、10項目のひとつを定める。頭の中で何度も何度もそれを唱えた。それは医師としてだけでなく、人間としての僕の軸になった。このアルファベットのおかげで僕は毎日を強い意思でともに始めることができた。
C:Compassion「共感」
D:Dignity「尊厳」
E:Equaminity「平成」
F:Forgiveness「ゆるし」
G:Gratitude「感謝」
H:Humility「謙虚さ」
I:Integrity「誠実さ」
J:Justice「正義」
K:Kindness「思いやり」
L:Love「無償の愛」