毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「情報発信」で人生を劇的に変える☆☆☆☆☆ 

※ [Kindle版] はこちら

家族が借りてきた本。「読むといいと思うよ」と勧められたので読んでみたら、今の私にぴったりの本だった。
「もうこの本に弟子入りする!」と思ってその後すぐ購入したくらい素晴らしかった。


◆本の目次◆
はじめに
第1章 「好き」と「お金」を繋げるキーワードは「情報発信」だ!
第2章 「情報発信」をコツコツ続けるための何より大事な鉄則
第3章 「自分ブランド」を確立するためのブログとSNSの使いこなし方
第4章 リアルでも「特別な人」になるための「パーソナルブランディング」
第5章 好きなことを発信しつづけるとお金の価値観と人生が劇的に変わる
おわりに

立花岳志さんのことを知ったのは、敬愛する吉越浩一郎さんの本『デッドライン仕事術 (祥伝社新書)』に、改訂版が出た時。
クラウド版 デッドライン仕事術』というタイトルのその本には、共著者に立花さんの名前がクレジットされていたのだ。

この頃は「クラウドとかガジェットといったツール系に強い元サラリーマン」という印象だったが、その後めきめきとプロブロガーへの道を進み、現在ではそれを教える塾などを含めてたくさんのお仕事を自由にされている。


独立してから6年で、世帯収入をサラリーマン時代の6倍にしたというからすごい。
六本木と鎌倉に拠点を持つデュアルライフを満喫中。
しかも、その変化のきっかけはブログだったという。


この本では、立花さんが、冴えないサラリーマンからいかにして24時間自由に使える、好きなことだけして生きていける人生に変わったのか、その方法を惜しみなく教えてくれている。
ポイントは、「とにかく好きなことをブログに書く」。基本はたったそれだけ。それだけ?と思うが、もちろんコツはいろいろある。

量より質より更新頻度。ブログは筋トレ!

まずは毎日ブログを書くこと。
立花さんは受講生に繰り返し「量より質より更新頻度」と伝えているそうだ。


最初からいきなり有益なことを書こうと思うと続かないので、まずは日記レベルの記事でいいから、毎日書くこと。

ブログ=文章力は筋トレと同じ、とも説いている。
たまにしか書かないと、文章がなかなか書けない。だから、毎日書くことで少しずつ書く力をつける。
自己成長を続けていけば、自然とアクセス数も上向くとか。


確かに、ついつい「いい記事が書けないから今日はやめ」とか、「時間がないから今日は無理」と言い訳して更新をさぼってしまいがちですが、それって書かなければ書かないほど文章を書く力は落ちて書くのがしんどくなるし、気分的にも億劫になってしまうからなんですよね。まさしく悪循環。
どんどん更新頻度が落ちていた理由を見透かされたようで、思わず反省。


ただし、日記レベルでいいとは言え、ひとつだけ注意することがある。
それは、「交流ではなく、情報発信をすること」

ほとんどの人は、ブログやSNSをしていても、それは「友達との交流」レベルにとどまっているのだそうだ。
だから、意識して「情報発信」をするだけで差がつけられる。

…情報発信「投稿者の知り合いや友達はもちろん、第三者が目にしても役に立ち、仕事や生活に活用できるような、『価値のある発信』のことをいいます」(P24)。

なので、日記レベルのことを書きながらも、友人知人以外の人にも役に立つ情報を入れること、役に立つ書き方を意識することが大切だ。

ブログは「なりたい自分になるチャレンジ」を公開する

そして、「好きなこと」を書けばいいと言われても、何を書けばいいの?と思ってしまう人への答は

「自分の強みをつくるコンテンツ」とは何か。それは、ひとことで言えば、「なりたい自分になるチャレンジ」です(P110)。

なりたい自分になっていくプロセスを記事にすればいいのだ。


そんな記事、読みたい人がいるの?と思うなかれ。「あなたのファンはあなたの一歩後ろを歩いている人」なのだそうだ。


たとえば、本を読む。感銘を受けてやってみようと思ったことが3つあったとする。
すると、まず「この本を読んで、この3つをやってみようと思いました」という記事を書く。
その後、3つをそれぞれやってみてどうだったのか、という記事を書いていけばいいのだ。
記事がたまったら、内容をまとめた記事を新たに書く。


それを繰り返していけば、自分も成長できるし、成長のプロセスを見てもらうこともできる。
同じようにやってみたい人へのヒントにもなるので、これは充分「役に立つ情報」なのだ。


そうやって「なりたい自分」に近づくためのカテゴリを増やしていくことで、自分の強みも増やせる、つまりそれが「ブランディング」。
これを繰り返してきた立花さんの現在のブランディングは

 ちなみに僕の場合、
「Apple製品×書評×健康×旅×心理×グルメ×ブランディング×お金×デュアルライフ×出版=人生を劇的に変え続ける男 立花岳志」
という掛け算でオンリーワンの個性を出しています(P267)。

ええー、そんなにたくさん並べていいの?と衝撃だった。


以前、(広い意味で)手に職系のスクールに通った時、先生が
「名刺にできることを全部並べたら、どれも中途半端に見えて信頼されにくい。複数のツールを使うなら、名刺はそれぞれ分けなさい」
と言われたことがある。

藤原和博さんの本でも、「掛け合わせるのは3つがいい」とあったし。

でも、今はたくさんあっても全部見せていいんですね。

お金のバームクーヘンを突き抜けろ!

そして、この本でもっとも衝撃的だったのがお金に関する第5章。

…2011年にブロガーとして独立してから2016年までの6年の間に、僕はサラリーマン最後の年の年収の6倍を稼ぐようになりました(P226)。
(中略)
そして、6年で6倍入ってくるお金が増えたということは、同時に、出て行くお金の規模もほぼ6倍に拡大していったということです(P227)。

「出入りの規模が拡大する」のか、と衝撃だった。
何となく、生活はそのままで、収入だけが増えるという状態をイメージしていたが、それは間違いなのだ。
お金の流れのパイプが太くなる、というのだろうか。


そして、立花さんが6年で6倍の年収になってみて感じたのは

…「人々は、自分の信じる価値観の中に、行儀よく収まって日々暮らしている」(P227)

ということ。

よしあしではなく、人はみな「自分がどのくらいのお金をかけるのが普通か」という基準を持っている。


たとえば、「1回行くと3千円くらいの居酒屋」が普通の人は、1回8千円かかるお店にはなかなか行こうと思わない。
服でいえば、1万円のトレンチコートを買う人と、30万円のトレンチコートを買う人の「お金に対する価値観」は違う。


立花さんは「ライフスタイルの価値観」は「お金の価値観」に直結しているという。
それぞれの価値観=お金の価値観に沿って生きていて、「まるでバームクーヘンのように層になっている」。
それを、「見えないカースト制」と呼んでいるそうだ。


情報発信を続けることで、そのバームクーヘンの層を突き破れる、と立花さんは書いている。
自分のいる「層」から、もっと上の「層」に行くためのプロセスが、ていねいに書いてあるのだが、読みながら怖くなった。
「こんなこと、書いていいの?2000円もしない本で、読んじゃっていいの?」


4章までもそうだが、この内容は、何十万も払うセミナーで聞くような濃さなのだ。
そういうセミナーにいくつも参加してきた(そして結果が出ていない…)私だから言える。


今まで、本で読んだり、それこそ収入を上げる、豊かさを手に入れるテーマのセミナーなどで聞いてきたことが、この本でやっと理解できた。


なぜ、行くと落ち着かないような(たとえばホテルのラウンジなど)ところでお茶を飲む課題が出されるのか。
なぜ、いつも泊まるホテルよりもランクを上げるべきなのか。
なぜ、グリーン車に乗りなさいと言われるのか。
…意味を理解せず、ただ言われるままにやっていた私は、結果が出ませんでした。


つまりそれは、「意図的に、今いるバームクーヘンの層を突き抜ける」ため。
意図的にグレードを上げた自分の情報を発信することで、上げたグレードに合う人たちから反応が来るようになるそう。

すると、だんだんそういう人たちと一緒にいる自分が自然になってくるので、結果的にグレードが上がる。


書いてあることは、「お金持ちになる」テーマの本とほとんど同じ。
ただ、それをいかにブログで情報発信することと結びつけるかを学べるのは、おそらくこの本だけだろう。

そして、ブログのことは抜きにしても、「お金の価値観の変え方」がこんなにわかりやすい本は初めて読んだ。
今までやって来たことにどういう意味があったのか、恥ずかしながらこの本を読んでやっと理解できました。


さらに、それは単にお金の問題だけではなく、「夢の実現」にも直結する。

 夢を漠然とした夢のまま放置しておく癖がつくと、そういう世界観の人間になってしまいます。つまり、「夢とはいつも実現しないものなのだ」という世界観(P251)。
(中略)
でも、「欲しい」「やりたい」「行きたい」を優先して、即行動を起こせば、あなたは「欲しいものはいつも何でもすぐに手に入る」「夢は全部叶う」という世界に生きることになります。いつも満たされていますし、自己肯定感も高くなります(P253)

ブログを書くだけでここまで到達できるなら、これはやるしかない。


今回は言及していませんが、勉強会・セミナー→メルマガ→出版というプロセスも懇切丁寧に解説してあります。
この通りやれば、ちゃんと結果は出ると思われます。

文章を書くことが好きな人*1限定ですが、好きなことで生きていきたい人には全力でおすすめします。ぜひ読んでみてください。
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*1:毎日やるには好きじゃないと続きませんからね