【お断り】個人的にまとめたメモです。個人の感想と本の内容は区別できるようにしていますが、著者の意図から離れていることもあるかもしれません。ご了承ください
■私たちの脳は、本来的に「困ったヤツ」6-7
もしあなたがほったらかしにしておくと、
脳は、運動を避け、
できるだけゴロゴロしようとし、
新しいことへの挑戦、学習から逃げ、
炭水化物をどか食いしようとし、
過去の失敗を何度も思い出してはクヨクヨし、
それによってさらに挑戦心を減少させ、
無気力になり、
よりいっそう怠惰な生活をしようとします。
前頭前野を鍛えていないと、脳はこのまま
■やる気が出ない、劣等感や苦手意識で行動できないのも、脳の防衛本能の働き145
無駄なエネルギーを使わないために、できるだけ行動しない
むずかしいこと、できるかどうかわからないことには手を出さない
自分の能力を低く見積もって、その範囲内で安全なことだけをする
■寝る前にスマホを見ると睡眠の質が落ちるのは、実はブルーライトが原因ではなく、マインドワンダリング説54
ネットで大量の情報を、次から次へと見ている。雑多な情報を次々と浴びせられる。
脳は次々と現れる刺激に反応していく。その結果、マインドワンダリングが暴走してしまう
→マインドワンダリングが暴走すると、不安や恐怖、怒りを司る脳の扁桃核も暴走するため、脳が覚醒状態に
■短期記憶を処理しようとする機能が、ワーキングメモリの働き32-33
ただ記憶するだけでなく、記憶に基づいて情報処理を行う能力
「記憶力がいい人」というのは、覚えたことを必要に応じて思い出せる人のこと。
■思い出すために必要なのが記憶の検索機能で、それを担っているのがワーキングメモリ35
■ワーキングメモリはメンタルの安定に役立っている48
ワーキングメモリは前頭前野の中心となる機能。これが強い人は不安感やイライラに振り回されにくく、情緒が安定しやすい
ワーキングメモリを鍛えれば、メンタルが安定する
■メタ認知は、人生をラクにしてくれる現代的な「悟り」84
客観視ができる人は状況把握や判断力も高くなる
自己客観視の訓練を積んでおくことで、他人への共感性が向上する
メタ認知も能力向上とメンタル安定の両方で役に立つ
■スマホのカレンダーやTODOリストでスケジュール管理するのは、メタ認知的にはNG77
大きな紙やホワイトボードにその日やるべき仕事内容を書いたポストイットを貼っておき、ひとつ終わったらひとつはがす。
作業がどれくらい進んでいるのか、全体像を把握できるようにしておく。
俯瞰することでメタ認知しやすくなる
メタ認知しやすくなると、ワーキングも躍動しやすくなる。結果、行動の生産性が上がり、予定通りに仕事を終えることができる
■アスリートの世界では、映像を使った練習方法が効果的=メタ認知78
野球なら、バットを振った映像を見ることで、「今、ちょっと体が開きすぎていたな」と気づいて修正できる
自分を客観視することで、問題点に気づくことができ、修正がやりやすくなる
■セロトニンを増やすため、晴れた日は朝のうちに太陽を「チラ見」する130
チラ、チラ、と断続的に見れば充分。両目の合計で30秒ほどチラ見する
■サプリメントは「ビタミンB群」と「ビタミンC」を摂ることから始める141
可能であれば「DHA」を加える