毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『行動経済学が最強の学問である』メモ

【お断り】個人的にまとめたメモです。個人の感想と本の内容は区別できるようにしていますが、著者の意図から離れていることもあるかもしれません。ご了承ください

■行動経済学の本質とは「人間の『非合理な意思決定のメカニズム』を解明する学問」38

■「経済学」と「心理学」が融合した学問が、行動経済学42


■システム1vsシステム2 101
脳の2つの思考モード 
システム1=直感的で瞬間的な判断=ファスト
システム2=中部書く考えたり分析したり、時間をかける判断=スロー

人間の非合理に意思決定にはシステム1が大きく関係している
ふたつのシステムは同時に動き、連動している


■真理の錯誤効果を回避するには134
最初におかしいと思った時点で、できる限り真偽を検証し、怪しいものは排除しておく
人はなじみがある情報を信じてしまうため、何度も見るうちに信じるリスクが


■感情と意思決定253
「認知のクセ」や「状況」は常について回るが、「感情」はフラットな時なら意思決定への影響は小さい。
ただし、「感情」が高ぶった時は、意思決定への度合いは一番高くなる


■喜怒哀楽より、“淡い感情”が人の判断に影響する260
「ハンバーガーが好き」という人がメガバーガーを目の前にしたら、「おっ」とちょっと気分が上がる
タバコが苦手な人は「タバコ」と聞いただけで、ちょっと嫌な感じがする
このようなほんの一瞬よぎる微妙な感情を、行動経済学では「アフェクト」と読んで「エモーション」(=喜怒哀楽のような、はっきりした感情)とは分けて考える


■すぐにできるポジティブ・アフェクトの活用法274
楽しかった家族旅行の写真を仕事場のデスクに飾る
使いやすい上質なペンで契約書にサインする
いいイメージを思い浮かべるなどしていい気分になり、クリエイティビティを上げる
ストレスの多い会議の後、温かい飲み物を飲んでほっとする…など