- 作者: 飯田朝子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/10/29
- メディア: 単行本
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軽くて読みやすい本だがとても面白かった。大学の先生だから論文のような文章かと思っていたら、エッセイストとして充分やって行ける実力だった。他の本も読んでみたくなった。
日本語にはうるさい方だと思うが、この本で初めて見ることばもいくつかあった。なるほどなーと感心することもたくさん。
人魚は1人?1匹?1頭?1尾?
AIBOは1台?1匹?
「本」という数え方は細長いものを指すのならヘビも1本?
「粒」という数え方が大きさによるものなら巨峰もピンポン球も1粒?
意識して使っていないが、実はきちんと使い分けている根拠があるのだ。
答はこの本を読めばわかる。
気軽に読める本だが、おかしくてつい吹き出すところがあるのでできれば一人の時にどうぞ。