毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

基本が大切☆☆

知識ゼロからの神道入門

知識ゼロからの神道入門

お正月に知人宅に遊びに行ったところ、机の上にあったのを見つけて借りてきた。
最近葉室頼昭さんの本を読んで神道づいているのもあるが、よく考えれば私には神道に関する本当の基礎知識がない。去年まで通っていた神道系のセミナーもたぶん基礎知識はあることが前提だったのだろう、そういう話は特になかった。さすがに神社の参拝の仕方などは先輩方から教わったが、どこで恥をかくかわからないのでこの機会に読んでみた。
神道のさまざまな神様の紹介や神話について、神社の儀式や祭りについて、神道の宗教観、歴史など一通りのことはこの本を読めばわかるようになっている。こういう本は専門書が多くて読みづらいがこの本はイラストや表が使われていて読みやすかった。個人的には神棚に祀るお水やお塩などのお供えの位置や、八百万の神という日本独特の宗教観が他宗教とどう違うのかがわかったので読んでよかった。
タイトルの「知識ゼロからの〜」というのはどうかと思うが、英語ではThe First Book of Shintoismというタイトルらしく入門書としてお勧め。書店で知りたいことだけ立ち読みしても役に立ちそうだ。
「知識ゼロからの〜」というのはシリーズ化しているらしく*1知識ゼロからの神社と祭り入門 (幻冬舎実用書―芽がでるシリーズ)というのもあるそうなので読んでみよう。

*1:幻冬舎のビジネス実用書・芽が出るシリーズ