- 作者: ジャン・スピラー,東川恭子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2003/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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去年、職場で新月の日に同僚から見せてもらったのがこの本(とにかくヒマな職場だったので)。新月の願いごとと言えばジャン・スピラーのこの本なのだが、高価なのでまず図書館で借りることに。予約がいっぱいでようやく借りることができた。
しかし、じっくり読んでみて驚いた。全然違うじゃん。願いがより叶いやすくするためにはいくつかルールがある。この方法はいろんなところで紹介されているのでこの本にそう書いてあるのだと思ったのだが違った。最大の違いは「〜しますように」と願うと「願っている状態の自分」が叶ってしまうから×、とされていたがこの本では豊富な文例のほとんどが「〜しますように」だった。じゃああの日本語にはそぐわない「私はますます○○しつつあります」という文は何だったんだろう?ほかにも書いてみて自分の心がしっくり来ないと思ったら表現を変えたり、思い切ってその時はやめることも考えるとあった。すごくシンプルだし、これなら気持ちよく願いごとが書けると思った。今までは「ルール」に縛られてあまり楽しめないことも多かったのだ。
運良く今日(正確には17日深夜)が水瓶座の新月だったので、本を参考にしながら10個願いを書いてみた。今までとはまったく違う書き方。これで様子を見て、スムーズに叶うようなら本を買おうと思う。とはいえ、2050年までの新月の日時が載っているので、これだけでも手元に置く価値はあるかもしれない。
何でも本家本元が一番だと思った。今まで「写真のバラを見せられてバラとはこんなものだと思っていたけど、本当のバラを見たら生き生きと美しく香りも高くてこれがバラだったのか、と愕然とした」ような気分。よく似たもので間に合わせるのはやめよう、と心に誓った。
この本では「新月に願いごとをする」ほかにふたつ、願いごとを叶える方法が紹介されている。そのひとつは「最大パワー周期」(人によって時期は違う。この本か著者のサイトで調べることができます)に願いごとをする、もうひとつは牡羊座の新月の時に宝地図を作ること。この本では「お宝マップ」という俗っぽい名前になっていたが内容はまさしく宝地図のこと。全面リニューアルを考えていたが、せっかくなのでその日(今年は4月17日)にすることにした。母の爆弾発言のショックも癒えてきたことだし。