毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

人生変わります!☆☆☆☆

神田昌典さんや勝間和代さんの本でも紹介されているフォトリーディングをわかりやすく解説している本。フォトリーディングと呼ばれているが、正確には「フォトリーディング・ホール・マインド・システム」といい、ホールマインドつまり脳全体を使うシステムなのだ。リーディングというから読むテクニックなのかと思うが、それはこのスキル(方法)の一面でしかない。さらに、このスキルは練習するものではなく、利用するものだとこのシステムを作り上げた著者は書いている。できるできないではなく、普通の人なら誰でもできる脳の使い方なのだ。

ここに書いてあることが本当だとすれば、神田さんや勝間さんの人生が一気に加速した理由がわかる。これがちゃんとできれば同じように私の人生も加速するだろうと思う。そのくらいすごいシステムなのだ。
そりゃあ勝間さんは毎月本代に15万かけるはずだ、と思った。このスキルを使えばすぐ読めてしまうから、本がたくさん手もとにないと単純につまらないんじゃないだろうか。慣れはもちろん必要だが、慣れれば1日1冊はたぶん余裕で読める。

しかもこのシステム、本以外にも使えるのだ。メールやネット上のサイト、教科書に資料、雑誌から辞書まで。それぞれをどう処理するかもこの本は教えてくれる。
もちろん読むだけではなくて勉強やテスト、論文作成にも使えるし、自分に必要な情報を探し当てることもできる。たとえば弁護士が今必要な条文だけを分厚い本の中から即座にピックアップできる。

さらに驚きなのは、このシステムで脳の使い方を変えることにより、生き方まで変わってくるのだそうだ。リーディングの前に必ず目的意識を持ち、集中することを繰り返し言われるのだが、これを続けることで直感力が目覚めるらしい。神田さんや勝間さんの人間離れした能力はここから来ていたのか、ととても納得できた。

実際にこの本を一度読んだあとでフォトリーディングしてみているのだが、説明がとても詳しく、具体的なのでこの本だけで試してみることも可能だと思う。よく映画の予告編的な内容しか書いてなくて結局セミナーに参加させるのが狙い、という本があるが、これはそういう本ではない。書いてあることが理解できないとか、やってみてもうまく行かなければセミナーに参加した方がいいと思うが、とりあえず私はこの本を参考にしばらくがんばってみようと思う。

何よりうれしいのは、勉強に使えることだ。学校の教科書はほとんど辞書みたいなものなので、これでフォトリーディングが使えるのかと思っていたが辞書も読めるんだから大丈夫だろう。勉強の取り組み方も試験の時の方法も教えてくれている。これで6月の最終試験に臨もうと思う。前の2回はどちらも同じような点だったので、次回飛躍的に点がアップすればこのシステムのすごさがわかる。がんばります。