毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

なぜその言葉が必要なのかわかる☆☆☆☆

48777124102週間で一生が変わる魔法の言葉(じゅもん)(CD付)
はづき虹映
きこ書房 2008-12-20
価格 ¥ 1,470

by G-Tools

今日、2週間続けていたプログラムが終了した。付属の「魔法の言葉のパワーを上げるCD」*1も聞いた。終わって、劇的に何かが変わったかと聞かれるとそんなことはない。小さなことはぽつぽつ起こっているけれど。
ただ、意識は変わってきたように感じる。意識が変われば結果は自然についてくるので、これから実感できるようになると思う。


2週間で「じゅもん」*2が9個、法則が7個出てくる。この本はそれを適切な順番で、なぜこのタイミングでそのじゅもんを唱えるのかをわかりやすく教えてくれる。

内容的には、どこかで聞いたことあるぞ、というものも多く、そのいくつかは実は「そのまま使って大丈夫なの?」と慌ててしまった。しかし、大事なのはその順番だとこの本は教えてくれる。自分が今どういう状況なのかを把握して、その時にもっとも効果のあるじゅもんを使うことで、はじめはネガティブだった気持ちをニュートラルに、そして最後にはポジティブに持って行ってくれる。

著者は「気持ちが伴っていなくても、とにかく言葉を口から出すだけでOK」と書かれていたが、個人的には法則の意味や、そのじゅもんを唱えることでどういう効果が得られるのか、何を求めてそのじゅもんを使うのかが詳しく説明されているところがよかった。やはり意味がわかって使う方が納得でき、気持ちが入りやすいので。
確かに、今まで何となく知っていたことばや、やみくもに唱えていたことばもあるのだが、2週間の間に「なるほど、そういうことだったのか」と何度も納得した。
これだけきちんと系統立てて説明された本は今までなかったように思う。なので、アファメーションしてます、とかふだんから言霊を意識している、という人にもさらに結果が出やすくなる、役に立つ本だと思う。


付属のCDも、ヒントになることやコツがいろいろ紹介されているので収穫があった。本来終わってから聞くものなのでネタバレになるかもしれないが、著者は2週間が終わったあともあと1週間は続けるよう言っていた。数秘学的に実践して結果になるためには7×3=21日、つまり3週間必要だからだそうだ*3。3週間がひとつのめどになるようだ。


この価格でこの内容は安いと思う。いろいろ頭で考えたり計算する人の方が、実は結果は出にくいそうなので、ピンと来た方はさっそく試してみてください。
私の感じた続けるコツは、一気に読まずに毎日その日のところだけを読むこと。すると、明日は何が書いてあるんだろう、と気になるので続けられる。毎朝それが楽しみで、結局1日も休むことなく14日間で最後までできたのでお勧めです。

*1:著者のはづきさんご自身が聞き手役の女性に対して言い方、使い方のコツを解説しているもの。プログラムがすべて終わってから聞くことになっています

*2:この本では言葉と書いてじゅもんと読ませています。はづきさんは漢字も大切にされているようなので、おそらく「呪文」という文字の持つ意味を避けたのだと思います

*3:まったく別の本で、ひとつのことを習慣にするためには21日間必要、というのを読んだことがあります