毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

失敗を喜べるようになれば幸せは近い?☆☆☆

リアリティ・トランサーフィンシリーズの3冊目*1。この本ではより具体的な話が展開され、著者のQ&Aもあるので、一番読みやすかった。
リアリティ・トランサーフィン(1)の読書日記はこちら
リアリティ・トランサーフィン(2)の読書日記はこちら


タイトルの通り、幸せになるにはどうするのか?という2巻からさらに一歩踏み込んだ話が展開されている。

例によってやっぱり要約のむずかしい内容だったのだが、面白いと思ったのは“わざとはずす”作戦だ。
それはつまり、コントロールされないための手段になる。何かよくない状況になった時は、何でもいいからその流れをはずすような言動をするといいそうだ。著者はこの仕組みがわかってから、望まないことが起きた時には「愉快、愉快」とうそぶくそうだ。そうすることで100%うまく行くという。この感覚はわかりにくいかもしれないが、“抵抗”とは違う。
失敗に対して腹を立てたり、がっかりするとさらによくない方向に進んでしまうので、とにかく喜んでしまうといいそうだ。喜ぶことで、自分がポジティブな状態であることを選択するのだ。


また、この本を読んで私が今までやっていた間違いがよくわかった。何かにシナリオを作るのはあまり賢いことではなく、そのシナリオと違う事態が起きた時に腹を立てたりがっかりしてはいけないという。読んでみて初めて、私は今まで自分のシナリオ通りに何かを動かそうとものすごくエネルギーを使ってきたことに気がついた。極端な話、見ているドラマや映画の筋が自分の予想と違ってもムッとしていたくらいなのだ。いわんや、自分の人生をや、であります。コントロール欲や、握りしめたい執着などがなぜよくないのか理解できてよかった。


1、2巻でもあったが、この世の“成功法則”やさまざまな法則がこの本を読めば腑に落ちる。宗教で言われていることも初めて納得できた。著者によれば、トランサーフィンは著者が発明したものではなく、何らかの形で受け取った古代の叡智なのだそうだ。だから、当然なのかもしれない。


ただ、やはり構成がわかりづらいところがあるので、読んだだけでは理解がむずかしいと思う*2が、これがしっかり実践できれば、人生は変わると思うので、来年はこの習得に力を入れたい。


最初に書店で買った4冊目(原著は5+6冊目)を近々改めて読む予定です。またこちらにUPします。

*1:タイトルに「3」という表記はありませんが、2の続きです

*2:海外ではワークブックや、CD教材などが出ているようです