毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

“読んで使える”読書にするためのコツ5☆☆☆

大事なことはすべて記録しなさい』の著者・鹿田尚樹さんの2冊目の本。速読じゃないのに10分で読める?夢のようだ。どんな方法なんだろう、と期待して読んだ。期待を裏切らない本だった。


読むだけの読書から、読んでアクションを起こす、アウトプットするための読書へ――。
鹿田さんは書評がメインのブログ「読むが価値」を書かれている。そのノウハウも惜しみなく公開されているので、書評ブログを書いている人や、これから書きたい人にはとても役に立つ本だ。


“読んで使える”読書のコツは以下の通り。
1.10分で読む、と決めてしまう
 できれば集中できて時間の制限もある朝の方がよい。
2.この本から何を学ぶかをひとつに絞り、先に「第2のタイトル」を決めてしまう
 ブログで書評を書いている人は、これをブログのタイトルにすればよい。
 ゴールを設定すれば、読書がRead(読む)ではなくSearch(探す)になり、短い時間でも目的が達成できる。
※もし1冊の本から得たいものが複数あれば、その都度タイトルを決めてまた10分で読む。
3.内容を記録し、持ち歩いてスキマ時間に読み返す
 携帯で持ち歩くも、ハガキ大のカードに印刷して持ち歩くもお好きな方法で。
4.本の中からひとつだけ、アクションすることを決める
 アクションリストを作り、これを見てすぐ行動してみる。
5.10分間リーディングの仕組みを作る
 10分で読む+20分で書く+スキマ時間に読み返す


鹿田さんがこの本で書かれているように、私も今まで“本はすべて読まなければ、感想やコメントを公表するなんてとんでもない”と思っていた。しかし、この言葉で吹っ切れた。

本は大事なところだけ読む(P22)

年間300冊以上の本を読み続けているうちに、気がついたことがあります。それは、本の内容を理解するためには、必ずしも「すべてを読む必要はない」ということです。すべてを読んで得られることも、自分に必要な部分だけ読んで得られることも、その大きさにあまり差はありませんでした。

さらに、読み返すことの大切さもこの本を読んで改めて感じた。このところライフログノートをこまめに書いているが、書きっぱなしでは意味がない。時々読み返さなければ宝の山がそのまま朽ちていくなあ、と思っていたところだった。

読書メモも、鹿田さんの前著『大事なことはすべて記録しなさい』を読んで以来、“2段組にしてA5サイズに印刷する”方法を使っているが、印刷したりしなかったり、してもそのままになっていることが多かった。だが、読んでやはり仕組み化しなければ、と思った。デジタル派、アナログ派両方に向けて持ち歩けるいい方法が紹介されている。


そして、前著に引き続いてさまざまなツールが紹介されている。この読者思いのてんこ盛り感は奥野さんの一連の著書に似ているな、と思った。便利な文具やツール、役に立つサイト情報なども満載なので、すぐに試してみたくなる。


インプットとアウトプットのサイクルを回したい人には最高のテキストになると思う。
私も、この本にならってさっそく10分間リーディングにトライすることにした。
分厚いむずかしい本は10分では読めないので、1章ずつ10分間リーディングするといいそうだ。たまたま、この本にも紹介されている『ザ・コピーライティング』が手元にあるので、1日1章ずつの実験は、この本でやってみる予定。

効率よく本が読みたい、読んだことを活かしたい人にはぜひお勧めです。
関連記事
読書日記:『大事なことはすべて記録しなさい』


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

「読んで書く読書」(Reading2.0)の流れ(P26)

1.10分間で本を読む
2.読んだらすぐに記録する
3.スキマ時間で記録を見返す
4.読んだことを誰かに伝える

第2のタイトルをつけてから読む(P33)

タイトルつける時のコツは、これです。
☆私が(    )ための(    )ポイント
(○○が●●するための■■の方法)でもOK。

たとえば…『大事なことはすべて記録しなさい』であれば、こんな第2のタイトルがつけられます。
☆私が( 記録を習慣化する )ための( 5つの )ポイント
☆私が( 成果につながる記録をつける )ための( 8つの )ポイント
(中略)
これらのタイトルはすべて本を読む前に考えて決めています。
(中略)
タイトルをつけるだけで、「読む目的(ゴール)を最初に決め込んで」から本を読むようになります。
(中略)
つまり「第2のタイトルをつける」ことで、「結果として10分で読めてしまう」というわけです。

「本の中に隠されている大事な1行と出会う」というイメージで、本を読んでいます(P38)

本を読む時に注目しているワード3(P39)

1.人名(固有名詞)
2.数字
3.造語(新語=自分にとって新しい語)

この本から得ることはひとつと決める(P43)

10分間リーディングでは、この本から得ることはひとつ、と決めて読みます。

「本の読み方」も「記録の仕方」も読みたい時はどうするの?

そういう時は、また新しいタイトルをつけて、もう一度本を読めばいいのです。
「本の読み方」をテーマにして読み終わったら、次は「記録の仕方」をテーマにしてもう一度読む、という具合に、本を読む時には「ひとつのタイトル」だけにフォーカスをして読むようにしています。

スキマ時間に読書しない(P50)

私は、スキマ時間を有効に活用する方法として「記録を読み返す」ための時間に充てています。
(中略)
記録は読み返さないと、効果が半減してしまうものです。
だからこそ、どこかのタイミングで記録を読み返す時間を設けることで、仕組み化してしまった方がいいのです。

価格の高い本(=ページ数が多い本)は(P83)

そういう場合は、章ごとに「第2のタイトル」をつけて10分間で読んでみましょう。分厚い本でも、1週間くらいで1冊読めてしまいます。

困った時の翻訳書(P88)

複数の本で迷ったときに、その中に翻訳書があるのであれば、優先的に買ってみるといいでしょう。

外国で出版される時点で、出版社や編集者、さらには購入者という多くのフィルターを通過しています。そこからさらに、日本の出版社というフィルター通過した「ごく限られた翻訳書」だけが、日本での発売を許されることになるので、質が低いということは、可能性として非常に低いのです。

書店で見るもの(P91)

書店に行くと、「今、何が売れているのか?」というトレンドがわかります。本を買わなくても、そういったトレンドをつかむことが大切です。トレンドをつかむためには、書店の「週間ベストセラー」を見る以外にも、立ち読みしている人の服装や外見を見て、どんな人がどんなテーマの本を手に取っているのかをチェックします。

本から抜き出す3つの内容(P100)

1.新しいフレームワーク
2.人に話す時に使える引用句
※ハワード・ビーハー氏が語る引用句の重要性(著書『スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則』より)

引用句が私の受けた教育を表している。
私はもらったアドバイスや心に響く文章を書きとめ、人に教えたり、メンターになる時に引用することにしている。このコレクションが私の人生の地図だ。歴史から、上司から、そして経験から、私は知恵を受け継いだ。これらの教訓を形にして、毎日見える場所にかざしておけば、自分にとって大切なことをいつも肝に銘じることができる。教会やモスクや寺院に行くのと同じように、大切なこと、学んだ教訓、そして“人生の道しるべ”になることを思い出すことができる。

3.第2タイトル×PE
「第2タイトルをつける」で作ったオリジナルのタイトルと、そのテーマに関して抜き出したポイント(Point)を記録しておきます。抜き出したポイントの付近にある事例や比喩(Episode)も一緒に抜き出しておくと、より記憶に定着しやすくなります。

やってみたいことをアクションリストにする(P123)

実践につなげる読書をするためには、本を読み終わった時に、1冊につきひとつだけ「何をアクションするか」を決めるのがオススメです。
ポイントは、いくつもある実践したいアクションの中から「ひとつだけに絞る」ということです。