最近大きく人生を変えたいと思うことが起こり、ふとトランサーフィンのことを思い出した。「今こそ、そのすごさを試せるチャンス!」と思い、改めて読んでみた。面白くて深い本だった。
先の3冊を読んだとはいっても時間が経っている。自分なりに抜き書きしたものを印刷して読み直してから再チャレンジ。そのおかげか、前よりスムーズに読めた。
1〜3巻まで、それぞれこの世の仕組みがどうなっているのかを教えてくれるのだが、この本では“この世は鏡になっている”と説いている。しかも、一般的に言われる鏡の法則とは違うので“「超」鏡の法則”。
この本でも、論旨そのものはとても明快だ。世の中で言われているいろいろな法則が、おそらく全部説明できると思う。「意味」や「理屈」がなければ納得して行動できない人には素晴らしい本だと思う。なぜイメージングをするといいのか、なぜポジティブシンキングが必要なのか、不運の連鎖が続いている時何が起こっているのか、この本を読めばわかる。
やっぱり要約はむずかしいのでくわしくは読んでいただくしかないが、私がなるほど、と思ったのは次の2点だった。
1.願いが実現するのには時間がかかる
いいイメージを持っても、それをある程度の期間持ち続けなければ、現実化しないそうだ。せっかくプロセス通りやっていたとしても、この「待つ」ことができなくて結局手に入れられない人はとても多いという。
変化が起こるまでのタイムラグを待てるかどうかが成功のカギと言える。
2.変えられるのは自分の影響の及ぶ範囲だけ
世界は自分が作ったものではない。つまり、ルールも自分で作っていないのでわからなかったり、納得できないこともある。でも、法則*1に従うことで、自分のいる世界を最高のものにすることはできるのだ。
これを、ルールごと自分の思うとおりにしようとして失敗する人が多いそうだ。世界を変えるような大きいことをいきなり願うのもむずかしい。自分のいる世界しか人は影響を及ぼすことができないからだ。
ただ、自分の世界を最高の状態にすることで、そこからじわじわと変えていくことは可能。
「まず自分を幸せにしなさい」と説く成功法則は多いが、それはこの理論で説明できるのではないだろうか。
「執着すると逆効果」とか、力加減がむずかしくてまだ試行錯誤中だが、うまく行くコツも少しずつわかってきた気がする。
用語の問題もあるが、ひとつひとつの本のテーマは違うので、読める人ならいきなりこの本から読むのも可能かもしれない。または、『「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン』(1冊目)のあとに読んでもよさそう。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
【お知らせ】「リアリティ・トランサーフィン」シリーズの読書会
または簡単な勉強会のようなものができればと考えています。もし興味のある方はコメントで意思表示していただけるとうれしいです*2。開催地は大阪〜神戸の予定です。
私のアクション:ネガティブに見えるできごとに遭遇しても、ポジティブに反応する!
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