毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

呼吸で細胞をゆるめよう☆☆☆☆

ずいぶん前のことなので、最初に「ゆる体操」に興味を持ったきっかけが何だったのか忘れてしまった。ネットで調べている時に、「ゆる呼吸法」というものがあるのを知った。前にも書いたと思うが、私は呼吸が苦手だ。呼吸法と聞くと試してみたくなるので、この本も図書館で予約して読んでみた。
簡単にできるが、奥の深い呼吸法だと思う。


ゆる体操」をご存じだろうか。以前、確かTV『たけしの誰でもピカソ』に指導員の女性が来て、実際にやってみるというのを見たのだが、動きも、セリフ*1も妙におかしくて一緒にできなかった記憶がある。

「ゆる呼吸法」も兄弟メソッドなので、やっぱり名前がおかしい。まずやるのが「すーふうーん呼吸法」。慣れてくると次が「気持ちよくさすり呼吸法」なのだが、胸と腹の間の場所を「むら」(むねとはらの間だから)と呼んだりする。
ふざけてるのか、と思うが、これには深い意味がある。いかに体をゆるめるかが大切なので、脱力するネーミングを狙っているそうだ。


「ゆる呼吸法」*2の目的は、細胞を活性化させること。さらに言うと細胞と交流できるようになること。60兆個の細胞の意識がわかるようになると、健康に美しくなるのはもちろん、潜在意識まで活性化されるそうだ。

それが本当かどうかはちょっとやっただけではわからないが、簡単にできて気持ちがいいのは確かだ。この本には3種類の呼吸法が紹介されていて、それぞれ1週間ずつやってから次のステップに進む手順になっているので、まだ3つめは試せていない。でも、できるようになるのが楽しみだ。


私にとってありがたいのは、「何秒吸って何秒吐く」という決まりがなく、あくまで自分が気持ちよくゆるむペースでいいことだ。
実は齋藤先生の本にも呼吸法はあるのだが、こちらは「3秒吸う→2秒溜める→15秒で吐く」という典型的なもの。申し訳ないが、ゆる呼吸法を採用させてもらった。著者の高岡さんによれば、カウントすると無理に吐き続けることになり、頸椎の筋肉が固くなり、脳の血流が悪くなるのだそうだ。


呼吸が浅いなどの悩みがあったり体と仲良くしたいと思う方、それもむずかしいのはイヤ、という方は一度読んでみてください。非科学的にも見えますが、実は深い理論があるようです。

*1:「もぞもぞ」とか「ブラブラ」など、動きに合わせて言うことばが決まっています

*2:この本で紹介されているのは「ゆる細胞呼吸法」です