毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

リラックスを意識して、生活の質を上げる☆☆☆

RELAX HACKS!
小山 龍介/小室 淑恵
マガジンハウス(2010/09/09)
¥1,470
HACKSシリーズで知られる小山龍介さんの本。どこかで見かけてリラックスとHACKSという組み合わせが面白いと思い、図書館で予約していた。本を見て初めて、ワークライフバランスの小室淑恵さんとの共著だと知った。
どちらがどの記事を書いたのかわからないくらい*1、自然に1冊の本に上がっている。


朝昼夜と休日それぞれのハックが紹介されていて、お昼は環境編・仕事編の2本立てだ。。音楽を紹介したり植物の効用を説いていたり、と思えば朝ごはんのスープのレシピまで載っていて読むだけで楽しい。

でも、さすがは小室さんの関わる本、仕事の効率化についてもしっかり言及してある。リラックスなのにな…と思いながら、結局そういうことばかりメモしてしまった*2

いろんな“tips”が紹介されているので、ぺらぺらとめくってみて、気に入ったらやってみる。自分に合うようにアレンジしてみる。そういうことが楽しんでできそうだ。


いろいろと工夫して目指すのは、小山さんがシリコンバレーで感じていた

ストレスがなくなれば、仕事が楽しくなる!
楽しくなれば、人は創造的になる。
創造性を最大限に発揮できる(P3)。

だろう。

ちょっとやってみようかな、と気持ちが軽くなる本。変えられないことはいろいろあっても、自分で変えることができるものもあります。そのヒントになる1冊です。
私のアクション:いやなことは「感謝」で撃退!


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※「です・ます」→「である・だ」など、表現をかなり変えています。ご注意ください。

パソコンの古いファイルはアーカイブフォルダにまとめる(P151)

作業の邪魔になるものは、できるだけ眼に触れないところに置くのが鉄則。「アーカイブフォルダ」「古いファイルフォルダ」などを作って、とにかくそこに放り込む。

明日できることは明日やる(P163)

パーキンソンの法則とは「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」という法則。時間があると思うと、その持っている時間いっぱいを使って、仕事をしてしまう習性のこと。
このパーキンソンの法則のワナに陥らないように、明日できることは明日やるようにして、早く帰宅する。そうすれば「与えられた時間」が制限されるので、短い時間の中で仕事をこなすことができる。

後ろ倒しの仕事術(P163)

「明日できることは明日やる」は変化の激しい現代にぴったり。
昔は、何でも前倒しでやることがよいとされていたが、それは世の中がそんなに速くは変化しない、という大前提があったから。
…今は社会の動きが速く、状況は刻一刻と変化していく。そんな時に前倒しで作業しても、必ずあとから修正が発生する。
(中略)
明日できることは明日に先延ばしし、じっくりと状況の変化を見極めた方が合理的。

究極のストレス解消テクニックは「感謝すること」(P191)

理不尽で不公平な扱いを受けた上に、さらにストレスでダメージを受けるなんて、まさに泣きっ面に蜂。二度もショックを受けないよう、さらりと受け流すための方法が「感謝」。
(中略)
…言葉として感謝をしておくと、そのうち気持ちも落ち着いてくる。自然と前向きな気持ちでトラブルにも対処できるようになる。
…夜寝る前には、ストレスになった出来事を、あえて思い出しながらひとつひとつ感謝をする。忘れようとしていても脳はしっかり覚えているもの。であれば、臭いものにふたをするのではなく、いやなことにもしっかり向き合って、気持ちの上だけでも対処しておくとよい。

*1:私(小山)/私(小室)と区別はつくようになっていますが、ひとつの項目におふたりの「私」が登場することも

*2:載せていませんが、アロマディフューザーなどのグッズも自分用にメモしました