毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『ラッキーな人の法則』メモ

マーティン・セリグマン(ペンシルバニア大教授/アメリカ心理学会・前会長)のことば(P46)

※著書『世界でひとつだけの幸せ』より引用したもの
「良い出来事については永続的で普遍的な説明を、悪い出来事については一時的で特定的な説明をする人は、トラブルからすぐに立ち直り、いったん成功すればどんどん調子が出てくる。反対に、成功してもそれに一時的で特定的な説明をつけ、困った状況は永続的で普遍的なものと説明する人は、プレッシャーにもろく、調子も出ない」

アラン(フランスの哲学者)のことば(P47)

「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意思のものである。およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ」

糸井重里さんの言葉(P54)

※『プロ論。』より引用
「もしも今の時点で迷ったり悩んだりしているのなら、何がほしいかではなく、何を捨てられるのかを考えてみるといいと思います。捨てられるものの順番をじっくり考えるんです。何を捨てられるかは、実は幸福感の基準だったりするからです」

内発的動機づけ>外発的動機づけ(P66)

仕事に没頭できるのは、もちろん内発的動機づけに基づいて取り組んでいる時です。つまり、報酬や地位のために働くのではなく、仕事をしているということ、あるいは仕事の中身そのものに喜びを見いだせている時です。

三木谷浩史(楽天会長兼社長)のことば(P70)

※『心を揺さぶる名経営者の言葉』より引用
「ビジネスで成功するかどうかの鍵は、結局のところ、仕事を人生最大の遊びにできるかどうかだ」

クランボルツ教授(スタンフォード大・ハンプタンスセオリーの提唱者)のラッキーを引き寄せる行動5(P75)

1.好奇心…自分の好奇心に従い、広げていく。それを押しとどめてはいけない。
2.持続…すぐにあきらめず、結果が出るまでやりつくす。
3.楽観…大半の悲観的なコメントよりも、たったひとりの前向きなコメントを心に置いてみる。その「ひとり」がたとえ自分だけだったとしても。
4.リスクテイキング…失敗はするものである。今持っている何かを失うよりも、新しく得られる何かに賭けてみる。
5.柔軟…一度意志決定したことでも、環境や状況の変化に伴い、いくらでも変化させればいい。そのようにあなたの行動を変えていくことが大切である。

ラッキーをつかむ人は「今ここにいる」ことを大切にする(P81)

※プロゴルファー宮里藍のエピソード
アメリカツアーに参戦してからの2年間は全く勝てなかった。その後メンタルコーチの指導を受け、つかんだこと。
それは「今、ここにいる」。そして、「この一打に集中する」ということ。
つまり、過去の栄光も、この先の将来も関係なく、今目の前にあるボールに集中し、最高の状態で臨む。

「今ここにいる」を実践するコツ(P82)

「自分は人生のあらゆる時間をご機嫌でいるぞ」と決めてしまうことです。そして、どんな場所、どんな人と過ごそうと、「楽しめる」何かを探して、ご機嫌でいるのです。

『フロー体験とグッドビジネス』(ミハイ・チクゼントミハイ)より(P134)

「成功するためには、ベストを尽くすことを楽しいと感じると同時に、何か自身を超えたことに役立っていなければならない」

『夜と霧』の著者、ヴィクトール・フランクルのことば(P134)

※『フロー体験 喜びの現象学』(ミハイ・チクゼントミハイ)より引用
「成功を目指してはならない―成功はそれを目指し目標にすればするほど、遠ざかる。幸福と同じく、成功は追求できるものではない。自分個人より重要な何ものかへの個人の献身の果てに生じた予期しない副産物のように…結果として生じるものだからである」

メンタルコーチ・辻秀一氏が提唱する他者支援のマインド3(P136)

・リスペクトマインド(尊敬する)
・チアマインド(応援する)
・アプリシエイトマインド(感謝する)
こうした気持ちを持って行動することで、自分の周りに「いい循環」ができていくと辻先生は述べています。

辻秀一氏のことば(P142)

「口に入れる食べ物で身体ができあがるように、耳に入れる言葉で心ができる」

正力松太郎(元読売新聞社主)のことば(P146)

「僕はよく人にも、愚痴をこぼすな、くよくよ後悔するなといっている。第一に時間の空費だし、身体も弱る。それに周囲を暗くするから、これほどバカなことはないと思っている」

他者支援の前にまず自己肯定(P157)

人間は「自分」を認められない限り、「他人」を認めることなどできません。自分を肯定できないまま、相手を「すごい」と思う時、それはねたみでしかありません。本心から相手を認めているわけではないのです。

「自己承認と自己確立」がないまま、「他者支援と感謝」だけを行っている状態というのは、単なる「いい人」です。

牧野正幸さん(ワークスアプリケーションズCEO)のことば(P160)

※『日経ビジネスアソシエ』2008年6月3日号より
「運がないといって冷静さを欠いて投げやりになったり、ネガティブにならないことです。運が悪い時には、「運を溜めちゃった」と思っていればよろしい」

直感は使えば使うほど磨かれる(P169)

つまり、はずれる確率がどんどん下がっていくのです。
だからこそ、ダラダラ迷っているよりも、ひとつでも多く「えいやー」と決断していく方がいいと言えます。

著者の知人、Nさん(ハウスメーカー経営企画部長)のことば(P182)

「自分のツキのバイオリズムに気をつけています。『ツキを逃す行動をしない』『ついていない時はジタバタしない』が私のモットーです。
ついていない時は、おとなしくツキをためてから、ツキがこちらに向いてくタイミングを測っています。これは野球部時代に得た教訓です」

「サンク・コスト」に引きずられない(P194)

※ギャンブルにつぎ込んだお金や、腐れ縁の相手と過ごした時間など、今さら考えても仕方の無いコスト
あなたの未来にとって何ら価値を残さないものであれば、過去にどれだけ時間やお金を費やそうと、それに引きずられないことです。スパッと断ち切る。撤退する。それがツキを逃さないための方法です。

クリント・イーストウッドのことば(P48)

「悲観的見方は好きではない。思い通りに行かなくても先へ進もう。雨になると思ったら本当に雨が降るものだ」
『名言力 人生を変えるためのすごい言葉』大山くまお著

ヒュー・ダウンズ(米テレビキャスター)のことば(P78)

「幸福な人とは、ある種の環境にいる人のことではない。ある種の態度の人である」
『世界のトップリーダー英語名言集BUSINESS』デイビッド・セイン、佐藤淳子著

トーマス・ジェファーソン(米第3代大統領)のことば(P101)

「私は運というものを強く信じている。そして、運とは努力するほど増すものだと思う」
『NHKテレビ ギフト ~E名言の世界~2010年5月号』

リチャード・ブランソン(英ヴァージングループ創設者)のことば(P183)

「ビジネスチャンスは、バスと同じである。いつだって次が来る」
『世界のトップリーダー英語名言集BUSINESS』デイビッド・セイン、佐藤淳子著

「できるまでは、できるフリ」(P144)

たとえ心底そう思っているわけではなくても、あえてよい思考、よい表現、よい言葉、さらによい行動を行い続ける。すると人間は不思議なもので、だんだんと本心からそういう気持ちになっていく。
(中略)
米アルコール中毒患者救済協会の信条の一部は「成し遂げるまでそのふりをしよう」。

ツキを逃す行動4(P192)

1.自分の利益だけを追う
2.短期的な視野で得をしようとする
3.自分の「勝ちパターン」でないことをする
4.過去を引きずる