毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「一流」の信念から学ぶ☆☆☆

先に紹介した『一流たちの金言2』の、こちらが先に出た本。
※こちらも、ビジネスブックマラソンで紹介されていました。
ビジネスブックマラソンの紹介記事はこちら


◆目次◆
第1章 名経営者の逸話が教えてくれること
第2章 一流経営者の発想
第3章 プロ論
第4章 仕事術
第5章 教え
第6章 心を磨く
編集後記

この本は月刊誌『致知』が毎朝配信しているメルマガから選りすぐりをまとめたもの。
「2」の方が人の生死に関わる内容が多くてややヘビーだったが、こちらは一流の経営者や仕事人の方々の仕事の心得や人生訓などが中心なので、楽しく読めた。
それぞれの言葉に深みがあり、ハッとさせられることも多かった。

心に響く言葉は人によって違うと思うが、意外に楽しかったのは「ブスの25箇条」。
これは、宝塚出身の女優・貴城けいさん*1が紹介しているもの。
下のリストにあるので、興味のある方は読んでみてください。自己チェック、友人や家族にもチェックしてもらうと、自己評価と他者評価の違いがわかって面白いですよ*2。「ブス」とありますが、男性でも大丈夫。

一流の人はやはり考え方も一流。一流のエッセンスを取り入れたい人はぜひどうぞ。
私のアクション:大場松魚さんの教え、仕事のにかかる前に目標時間を決める

関連記事
読書日記:『一流たちの金言2』


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

日本電産社長・永守重信さん(P45)

ものごとを実現するか否かは、
まずそれをやろうとした人が“出来る”と信じることから始まる。

自ら“出来る”と信じたときに
その仕事の半分は完了している。

雀鬼桜井章一さん(P71)

ものごとを行うということは、
すべて「準備、実行、後始末」なんです。

山本益博さん:イチロー論(P79)

とにかく彼は準備に準備を重ね、備えを怠らない人。
なぜ準備をするのかということについて、
彼は昔
「言い訳を最小限にするためだ」
と言っていた。

料理人・道場六三郎さん(P100)

…修業時代からずっと
「早く、きれいに」を念じながら
仕事をしてきたんだよ。
念じていると、いろいろと工夫が出てくるんです。

漆芸家人間国宝)・大場松魚さん(P106)

しかし人間は、
この仕事をこの時間までに仕上げるんだと腹を決めれば、
グッと時間を短縮することが出来る。

だから仕事を速くしようと思えば、
目標時間を決め、
それに対して集中攻撃をかけることです。

宝塚歌劇団の伝説の教え「ブスの25箇条」(P174)

・笑顔がない
・お礼を言わない
・おいしいと言わない
・目が輝いていない
・精気がない
・いつも口がへの字の形をしている
・自信がない
・希望や信念がない
・自分がブスであることを知らない
・声が小さくイジケている
・自分がもっとも正しいと信じ込んでいる
・グチをこぼす
・他人をうらやむ
・責任転嫁がうまい
・いつも周囲が悪いと思っている
・他人にシットする
・他人につくさない
・他人を信じない
・謙虚さがなくゴウマンである
・人のアドバイスや忠告を受け入れない
・なんでもないことにキズつく
・悲観的に物事を考える
・問題意識を持っていない
・存在自体が周囲を暗くする
・人生においても仕事においても意欲がない

*1:wikipedia:貴城けい

*2:両方当てはまった項目は、迷わず修正を