以前読んで、読書日記をUPせずに放置していた本。ネットで知り、図書館で借りて読んだのだが、回ってくるまでにずいぶん待った記憶がある。
改めて読み直し、今の視点で書いてみました。
◆目次◆
はじめに
スイッチ1 時間がない人のための「時間術」
スイッチ2 続かない人の「習慣術」
スイッチ3 めんどくさがりでもできる「人脈術」
おわりに
参考図書一覧
著者は「ビジネス書で自分を変える」ことをテーマに、女性向けにビジネス書を4コマ漫画で書評するブログ「女子勉」を主催していた(現在ブログは閉鎖されているようです)。
当時はアルファブロガーとして人気だった方だ。
この本では……根性論や精神論ではなく、スイッチを押せば自動でロボットが動くように、少ない労力で自分をコントロールする方法を紹介しています。
私が今までにたくさんの本を読んで得た知識を自ら実践し……人生を変える上で大切な、
「時間」
「習慣」
「人脈」
の3つに絞ってご用意しました(P6)。
ガジェット系のことは今では古く感じるが(EvernoteやDropboxに対する記述、画面写真なども)、内容は時間が経っても充分価値がある。
何より、たくさんのビジネス書から、著者が自分で試してよかったことがまとめられているのだ。効率よくエッセンスだけを吸収したい人にはうってつけ。
ブログは20~30代の働く女性をターゲットにし、ビジネス書をテーマにしていても楽しく、気楽に読めることを心がけていたそうだ。この本もそんな雰囲気のままなので、とても読みやすいのもポイントだ。
「時間」では、『7つの習慣』でおなじみの「時間管理マトリックス」の応用や、手帳に予定と実績を並べて書き、「本当の時間の使い方」を知る方法などが紹介されている。
「習慣」では、石田淳さんの『「続ける」技術』や古川武士さんの『30日で人生を変える「続ける」習慣』の内容をベースに、いい習慣を増やし、マイナスの習慣をやめるコツが学べる。
「人脈」では、ブロガーとしてどんな人と知り合い、どう人脈が広がっていったのか、わかりやすくまとめられている。
巻末のリストに出てくるビジネス書の著者とも実際に会ったり交流があり、生のコメントなども載っていて、ちゃんと実践されていたことがわかる。
何しろ、この本が出版されたのも、ある編集者に「ランチのお誘い」をしたことがきっかけだったそうなのだ。
この3つの中では「人脈」が一番弱い私には、グサグサ刺さる内容だった。
3つのテーマの他に、「おまけのスイッチ」として、「人気ブログの作り方」も載っている。
一時期オワコンだったブログも、1周回って最近ではまた注目を集めているそうなので、「自分ブランディング」の方法として参考になりそうだ。
今回久しぶりに読んで、内容はあまり覚えていなかったのに(すみません)、巻末の引用したビジネス書リストを見てびっくり。
かなりの本をこのリストをきっかけに読んでいたのだ。
古典とも言えるような本から、長く読み継がれている本まで、素晴らしいラインナップ。下にリンクを作っています*1
ブクログに登録しているので、気になる方はタグ「女子勉」で検索してください*2。
「読んでよかった本」「時間をかけてじっくり記事を書きたいと思った本」に限ってUPできずに溜まっていく、という傾向は、はてなブログ移行作業をしていて痛感したことだ。この本も、当時の私にはピッタリの本だったのだと思う。
読んだ本を活きのいいうちに紹介するのも大切なのだ、と今回改めて反省(せっかくのいい本なのに、こんなあとから紹介しても…)。
興味の湧いた方は、ぜひ図書館で探してみてください。
私のアクション:予定通り行動できなかった時の原因追及と対策をシビアにやる
<自分ブランディング>
以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。