毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「いつも客観的でいる」とラクに生きられる☆☆☆☆☆

幸せとチャンスが実現する 10分間瞑想CDブック
ウィリアム・レーネン 伊藤仁彦/磯崎ひとみ訳
ダイヤモンド社(2012/03/02)
¥ 2,160
3月に、「消費税が上がる前に買っておきたい本はあるかな」と書店に見に行った。
その時は買わなかったのだが、あとでやっぱりほしくなりAmazonで購入。なかなか通して本を読む時間がなく、実家に持ってきていたのでようやくきちんと読めた。
CD*1も素晴らしいが、本の内容も素晴らしかった。


◆目次◆
はじめに
「7つの瞑想CD」の使い方
プロローグ 7つの瞑想の力
1 豊かさを引き寄せる瞑想
2 直感力を高める瞑想
3 スピリチュアルな成長をもたらす瞑想
4 「今」を生きるための瞑想
5 客観性を確立し、無条件の愛を実践する瞑想
6 自分を癒す「セルフヒーリング」の瞑想
7 人や場所を癒す「遠隔ヒーリング」の瞑想
今すぐ始めたい!人生を変えるスピリチュアル・エクササイズ

瞑想というとむずかしそうとか、宗教チックでハードルが高い、と思われがちだが、この本は宗教色も、精神世界の濃すぎる話*2もなく、非常にニュートラルな印象だ。

本に書かれているのは、それぞれの瞑想の内容に即したものだ。それが、これからの時代に合う生き方や自分を高める考え方、客観的に生きる方法などが簡潔にわかるいいテキストになっている。
内容は著者の他の本にも通じることが多い。ただ、非常にシンプルでニュートラルなので、受け取りやすいと感じた。


中でも特に印象に残ったのは、「客観的に生きる」こと。
相手に感情移入したり、期待したりするのは自分のためにも相手のためにもならないそうだ。だから、日々“客観的に見る”ことを実践するのが大切だという。
自分が仕事上でも家族やまわりの人に対しても、客観的になれていなかったことに気づけたのはとても大きかった。


瞑想のCDも素晴らしい。どれも10分前後なのでちょっとしたスキマ時間にも聞けるし、習慣にしやすい。
むずかしいことは一切なし、楽な姿勢で、横になって聞いてもOK。
また、歩きながら聞いてもいいし、何か作業をしながら聞くこともできる。

録音はそれぞれ2種類あり、著者の英語+翻訳もされている伊藤さんの日本語バージョンと、女性のナレーションバージョンがある。
英語を理解しようとすると左脳が働いて瞑想にならない、とあったので、私はもっぱら女性バージョンで聞いている。


私は著者の他の瞑想CDブックを聞いたことがないので比較できないが、終わったあとはとてもリラックスできて頭がスッキリする。
毎日こういう習慣を持つことは、心身の健康にいいと思う。
ピンと来た方は、ぜひ読んでみてください。
私のアクション:「切り離し」を意識する

関連記事
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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

人生の使命は「自分を知ること」(P16)

人生で何をしていようと、どういう状況にいようと、常に「自分にとって適切なこと」を行うこと。

「自分の人生には、自分が責任を持って対処する」というポジティブな生き方をしている人は、たとえ意図的にネガティブなエネルギーを向けられたとしても影響されない(P17)

自動的に跳ね返せる。

私たちが一番信じるべきは自分、頼りにするべきは自分自身の直感とフィーリング(P39)

今の時代の真の成功とは(P55)

自分が満足し楽しんでいること、本当の自分を最大限に生きて輝きを放っていること。

「切り離し」とは(P56)

自分と他人、自分の問題と子どもの問題、自分の人生と親の人生など、何事も混同せず、感情的に切り離すこと。言い換えると、人、できごと、すべてに感情移入しないこと。

論理的な思考に、直感の邪魔をさせない(P64)

「なぜ、そういう直感に従うべきなのか」「従ったら、どうなるか」「なぜ、自分にこうしたことが起きるのか・起きないのか」といった思考をやめるだけでも、人生はもっとシンプルで楽になり、スムーズに流れ始める。

感情移入は、自分のためにも相手のためにもならない(P87)

災害にあったり、困難を経験している人に感情移入し、自分も同じように苦しめば、それはネガティブなエネルギーを増やして世の中に広げることになる。

「なぜ」と分析的に考える癖を自分で律する(P88)

どんな状況にあっても、直感とフィーリングで選択し、経験するだけ。

自分が感情移入していると感じたら(P89)

「すべてはただの経験です」
「人のどんな行動も、どんな出来事も客観的に観察します」
アファメーションを言う。

*1:2枚もついてます

*2:「カルマ」という概念は実は私もちょっと苦手なのですが、気になったのはそのくらいです