毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『中村天風の生きる手本』メモ

生存条件は「尊く、強く、正しく、清く」(P89)

心と体は一筋の川の流れのごとく、切れず離れない(P96)

この川の流れの、川上は心で川下は肉体だということに気がついたなら、心というものはどんな場合があろうとも、積極的でなければならないのは当然。

病や運命の悪くなった時に、それに負けない、打ち負かされない、しいたげられない強さと尊さとを持った心がほしい(P112)

その心は、体を当てにしては作れない。

消極的感情とはどんなものか(P122)

1.怒ること
2.悲観すること
3.やたらと理由なくして恐れること
4.憎むこと
5.恨むこと
6.焼きもちを焼くこと
7.煩悶、苦悩、憂愁

寝る時には考えない(P149)

夜の寝床の中だけは、神の懐に入ったような、おだやかな気持ちになってごらん。

何か心にかかることがあったら、あくる朝、目が覚めてから、はっきりした気持ちで考える。
横になっている間は、ものを考えちゃいけない。休息の状態だ。だから、寝がけにくだらないものを考えて、心配すると、必ず神経衰弱になる。今夜考えなければ間に合わない、ということがあったら、起きて考えろ。そんな火急を要することなんか、ありゃしないよ。

怒るたびに血が汚される(P155)

自分の命は自分で守らなければならない。そのためにも、いやしくも消極的な、自分の命をスポイルするような表現をしないこと。同時に、それを実行に移す際には、不平不満を絶対に言うなかれ。

何に対しても「現在感謝」の心(P157)

もしも自分の望むものが自分のものにならなかったら、現在持っているものを価値高く感謝して、それを自分のものにしてゆきなさい。
こういう心がけで自分の人生に生きてゆくと、心の中の煩いというものがなくなってくる。何ごとに対しても、現在感謝。ああ、ありがたい。何に対しても現在感謝。それより事態が悪くなっても、ケンカにならないじゃないか。