毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「Webライティング」の教科書☆☆☆

タイトルだけ見たら文章術の本に見えるが、違った。
私はブログの文章を読みやすくするのに何かヒントになれば、と思ったが、そういう目的で読む本ではない*1

「サイトに載せるさまざまな文章をどう書くか」に特化した本だ。

 

◆目次◆
第1章 【基本編1】Web文章の基本を知ろう
第2章 【基本編2】Web文章の書き方を知ろう
第3章 【実践編1】商品説明文を書こう
第4章 【実践編2】サービス説明文を書こう
第5章 【実践編3】店舗紹介・会社案内文を書こう
第6章 【実践編4】プロフィール文を書こう
第7章 【実践編5】ブログ記事を書こう
第8章 【SEO編1】SEOを意識してWeb文章を書こう
第9章 【SEO編2】SEOを意識してタイトルタグとディスクリプションを書こう
第10章 【TIPS編】ちょっとしたことで読みやすくなる10個のコツ

※詳しい目次は下記のURLへアクセスしてください。

Web文章の「書き方」入門教室 ~5つのステップで「読まれる→伝わる」文章が書ける!:書籍案内|技術評論社

 

著者・志鎌真奈美さんは企業のWeb制作部門に5年いた後独立、Web制作やシステム構築などに携わる一方、講師・セミナー活動も積極的に行っているそうだ。
そのノウハウがギッシリ詰まっている。

 

ホームページ作成の本というと、どうしてもタグがどうの、CSSがどうの、SEO対策がどうの、というシステムの話中心になってしまいがち。
案外、「中身をどう作るか」についてはオマケ程度にしか載っていない本が多い。
そこに特化したのがこの本。

 

会社のサイトやお店・個人ビジネスのサイトを作りたい、という人には素晴らしい教科書と言える。
とても具体的で、商品を売る場合、サービス(英会話教室やピアノ教室、アロマやネイルのサロンなど)を提供する場合、カフェなど店舗の場合とケースごとの実例が豊富に載っているのだ。
さらに、BtoBなのか、BtoCなのかでも書き方が変わるそうで、サイト内のブログの書き方まで懇切ていねいに教えてくれる。
もちろんSEO対策を押さえた書き方のポイントもカバーしているので、抜かりがない。

 

残念ながら今の私には役立てる機会がないが、ブログを加工して仕事用サイトを作っていた時にこの本があれば、と残念な気持ちになった。
次の機会には、この本を参考にしたい。

そんな私でもすぐ使えそうなのが、プロフィールの書き方。個人サイトに載せる場合と、SNSで使う場合どんな風に違いがあるのかがわかりやすかった。

 

サイトを外注する時にも、こんなページ構成に、などと見せて話すのにも使えそうだ。
ありそうで今までなかった本。
これからサイトを作りたい、という方はぜひ。
私のアクション:ブログとSNSのプロフィールを見直す
■レベル:守
※この本のメモはありません

 

*1:しいて言えば、第10章はやや参考になるかも