行動を続けられる人は、淡々と簡単で小さなことを実践する人なのです(P4)
反省には、「自分の本音に向き合う」という最も大切な作業がすっぽり抜け落ちている(P31)
反省をするのは、今日からやめましょう(P33)
反省は、自分の「ダメだった行動」を見るだけの作業です。私たちに必要なのは、自分の「本当の気持ち」を見つめる内省のほうなのです。
・反省は「他者に向かったとりつくろった思考」
・内省は「素直に自分と向き合った本音の思考」
言い訳を続けると、自己イメージがどんどん下がってしまう(P35)
言い訳をしがちな人というのは、心の奥に、何か直視したくない悩みを抱えている場合が多い(P39)
自己肯定感を高めると、欠点も含めて、ありのままの自分を受け入れることができる(P41)
そして心のフタを開けることができるようになる。要するに、自分に対して正直になれる、ということ。
自己肯定感が高い人=「行動できる人」(P42)
できたことに着目するクセをつけると、セルフイメージがどんどん上がっていく(P44)
よりよくできたことは、自分の中の物差しで見つけること(P48)
ほかの人には気づいてもらえないような小さいこともあるでしょう。それでいいのです。
「今日はよくできた。明日もよくなる」(P50)
寝る前に、メモした「できたこと」を読み上げる。続けて、「今日はよくできた。明日もよくなる」と言ってから眠りにつく。
1日の中にある「!」を探すのが、「ワクワクのレンズ」(P61)
「健康的なことをした」と思えるのが「ハツラツのレンズ」(P63)
「時間のレンズ」で見えること(P66)
「より早く」「ぴったり」「初めて(久しぶり)」の視点で見ると、「できたこと」が見つかる。
人間を動かす原点は「感情」にある(P64)
「感情を観察する技術」を身につけておくと非常に役に立つ。
自分で意識しなくても自然に「続けられているな」と感じたら、習慣化している証拠(P72)
「できたこと」に認定する。
周りがほめてくれなくても、自分にとっては「花マル」なことは多くある(P73)
日ごろから地道な努力をしている自分を知っているのはやっぱり自分。誰も気づかない数の変化を捉えて、「できたこと」として自分を認めていくことが、大きな自信につながっていく。
リスクを考えながらも行動に移せる楽観主義者になるためには(P98)
大事なことは、「本音の感情」を書くこと。これが前向きになることができる秘訣。
感情にまっすぐ触れることは、不安を取り除くことにつながる=「ラベリング」効果
自分の行動や感情を言語化することで、過度な悲観主義に陥らず、楽観主義になることができる。
イラッとしたら「イラチャン」と思え(P110)
もし「イラッ」としたら、それは成長の「チャンス」。著者は略して「イラチャン」と呼んでいる。
嫌いな人、合わない人は「価値観・視点が違う人」。
人と接していて「イラッ」とした場合は、心の中で小さく「おっ、イラチャンだ!」とつぶやいて耳を傾けよう。このように、自分の感情を客観的に観察できるようになると、ストレスが減り、成長に利用できるようになる。
具体的というのは、その言葉通りに行動したら「誰でも同じ行動を取る」といったレベルのこと(P159)
「具体的に行動を起こせる言葉」で書く。