毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『おもしろい伝え方の公式』メモ

やってはいけないNG6(P23)

1.ハイ・テンションで自分も周りも疲れてしまう
2.ひとつの話がダラダラと長い
 →もっとも伝えたいことをワンセンテンスで話す
3.ウケを狙いすぎて外してしまう
4.ウケたいがあまりデリカシーに欠ける
 →誰かを傷つける笑いはNG。下ネタ、ダジャレも取扱い注意
5.「自分をかっこよく見せたい」と考えている
6.「おもしろい話=笑わせること」だと考えている

「ちっぽけなプライド」を捨てるには?(P43)

その方法のひとつが、失敗談や自虐ネタを積極的に話すこと。
自分が他人からどう見られているかなど、気にしてもしかたない。あなた自身が思っているほど、他人はあなたのことを気に留めていない。
そう考えて心を開けば、からかわれたり、いじられたりしても、ネガティブな反応をすることがなく、ユーモアあふれる言葉を笑顔で返すことができるようになるはず。

どうやって「空気を読む」か?(P60)

多くの場合、空気の流れは、その場で最も影響力のある人に配慮している多数派がつくり出している。誰がどの程度の影響力を持っていて、それぞれの構成員がどんな役割を果たしているかを把握することで、空気の流れはかなり見えてくる。

「相手を観察して、気を配れ」(P70)

※著者は放送作家になる前、落語家の修業をしていた
当時の師匠(六代目三遊亭円楽)は、「気を配れ!」ととにかく言い続けていた。
「気を配る」とは、文字通り周囲を観察して“気配を読む”ことにほかならない。
(中略)
「気配り」はまさに相手の気持ちを考える修業。
そうして常に周囲を配ることができるようになれば、落語家にとって不可欠な資質、「空気を読む」ことができるようになると師匠は教えてくれていた。

キンカンの法則」(P84)

人は緊張が緩和された時に笑う。
それを「緊緩(キンカン)の法則」と名付けたのは桂枝雀師匠。

明石家さんまさんが「人を笑わせるのが苦手」という桝太一アナに教えたこと
「笑いに教科書なんてないですからね。突きつめれば“緊張の緩和”だけなんです、笑いなんて。緊張させて緩和させるだけなんです」

長い目で見た場合、自分をオトして「おもしろい人」という印象を与えた方があなたの人生にとってはおトク(P107)

相手の頭に映像が浮かぶように話そう(P148)

まるで映画でも見ているかのように映像が浮かび上がってくるよう描き出すことができるかどうかが、話がおもしろくなるか否かを分けるポイント。
(中略)
コツは、自分が映像をイメージすること。
まず、あなたが頭の中のスクリーンに、これから伝えたいと思っている情景を動画で浮かべてみる。
(中略)
ビートたけしさんが下積み時代に大先輩から教わった「笑いの極意」
「頭の中に、先に映像を浮かべること」
つまり、先に自分の頭の中に映像を思い浮かべ、見たままを言葉にする。そうやって伝えることで、相手の頭の中にも同じような映像を浮かばせる。それがコミュニケーションの極意。

人は弱点をさらされると警戒心を解く(P205)

犬が弱点である腹を見せる「腹見せ」と同じ。弱点を見せることで、相手に対して警戒心がなく全幅の信頼を置いて安心しきっているとアピールする。

テレビショッピングでは、視聴者は「商品」ではなく「未来」を買う(P209)

購買意欲を掻き立てるために、商品を購入したあとの未来を映像で見せる。
プレゼンもそれは同じ。プレゼンを聞いている人も、あなたが提案したプランや商品を採用したあとの未来が素晴らしいものであれば納得するはず。