運を鍛える4つの法則と12のポイント(P212)
法則1 チャンスを最大限に広げる
ポイント1 運のいい人は、「運のネットワーク」を築き、それを広げている。
ポイント2 運のいい人は、肩の力を抜いて生きている。
ポイント3 運のいい人は、新しい経験を喜んで受け入れる。
法則2 虫の知らせを聞き逃さない
ポイント1 運のいい人は直感と本能に耳を傾ける。
ポイント2 運のいい人は、直感を高める方法を知っている。
法則3 幸運を期待する
ポイント1 運のいい人は、幸運が将来も続くだろうと期待している。
ポイント2 運のいい人は、たとえ可能性がわずかでも目標を達成するために努力して、あきらめない。
ポイント3 運のいい人は、対人関係がうまくいくと思っている。
法則4 不運を幸運に変える
ポイント1 運のいい人は、不運のプラス面を見ている。
ポイント2 運のいい人は、不運な出来事も、長い目で見れば最高の結果になると信じている。
ポイント3 運のいい人は、不運にこだわらない。
ポイント4 運のいい人は、積極的に行動して将来の不運を避ける。
お金を拾いやすいのはどんな時?(P67)
気分が沈んでいる日や、余計なことを考えている暇はないと思っている日は、たいていお金を拾わない。心が軽くて、大股で元気に歩いている日はお金を拾いやすい。そんな時は感覚が鋭くなり、意識がはっきりしているからだ。…拾おうと思っているわけではないのに、特に何かを気にしていない時の方が、見つける確率ははるかに高いみたいだ(運がいい人のインタビューより)。
自分が探しているものにこだわり過ぎない方が、たくさんの幸運に巡り合う(P69)
欲しいものが具体的に特定されていると、人生はそんなに幸運ではないということになる。でも肩の力を抜いて許容範囲を広げていれば、すべてのことが、もっとよく見えてくる(運がいい人のインタビューより)。
運の悪い人は、とりわけ不安を感じやすい(P148)
…健康にもと重大な影響を及ぼす。とりわけ不安を感じやすい人は、家庭でも仕事でも事故に遭う確率がかなり高いという研究もある。不安症の人は集中が続きにくく、自分のまわりで起こっていることより、不安や悩みに気がそれがちだ。さらに、強い不安は体の免疫機能にも影響し、病気に対する抵抗力が弱まるという研究もある。(中略)運のいい人はその反対だ。彼らは肩の力を抜いているから、事故に遭う確率も低く、不安が引き起こす病気にもかかりにくい。
将来に対する期待は、夢や目標を実現できるかどうかを決めるカギとなる(P152)
運の悪い人は物事が悪い方向に進むと期待しているため、挑戦する前からあきらめがちで、困難に直面してもやり抜くことはめったにない。一方、運のいい人は物事がうまくいくと期待しているから、目標を目指して努力する意欲が高く、たとえ成功する見込みが低くても、運の悪い人よりはるかに粘り強い。
毎朝、次のフレーズを声に出す(P164)
「私は運がいい。今日も幸運な1日が待っている」
「私はもっと運がよくなる」
「私は幸運にふさわしい人間だ。今日も何か運のいいことが起こるだろう」