毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』メモ  

すぐやる人は仕組みで動く

目標を持つことは、基準を作ること
基準ができれば、すべての行動にスピードが生まれます。判断に迷わなくなるからです


「すぐやる人」は、1日のスタートダッシュは前日の夜に決まり、1週間のスタートダッシュは先週末に決まると考えています。

「すぐやる人」は、1日の終わりが翌日の始まりだと考えているので…やることリストを作成し優先順位をつけて、翌日の流れを30分単位で予定を調整し、書き出しておくことで、翌日の朝一番から取りかかれるように頭と心の準備をしておきます。
(中略)
 こうすることで、気持ちに余裕が生まれます。私たちの脳は睡眠中に脳内整理をするので、翌日の流れがすっきりとイメージできていると、脳内の整理がよりスムーズに進み、頭がよりすっきりしている状態で朝を迎えられます


「すぐやる」ということは、結局は時間と行動の関係性の話
「人や状況に追われて過ごしている時間」ではなく、「自分の意志で動いている時間」を増やしていくことこそが、人生を充実させるためには不可欠


「今、自分にできることに集中すること」、これ以外に方法はありません

期限を自分で再設定する

期限を与えられたままやるのではなく、期限は自分で再設定する

時間がありすぎるから時間がなくなってしまう
限られた時間しかないとなった場合は、私たちはその中でできることを真剣に取捨選択するようになる

糸がピンと張ったように、「ちょっとタイトだな」と感じるくらいの期限設定によって、時間の強制力をうまく活用することで、瞬発力を高めることができる。そうすることで最初の一歩が速くなります

頭の中を空っぽにする

書き出すことで頭の中を空っぽにすることができ、ものごとが整理できます


「すぐやる人」はカバンの中を毎日整理する習慣を持っています。なぜなら、先延ばしにしてしまう原因の一つは、ものがきちんと整理されていないことにあるから
…ものが整理されいてない状態ならば、頭の中も整理されていない状態である

「すぐやる人」は帰宅したら毎日、書類や荷物をカバンの中から出し、必要なものはどこの定位置に戻すかを決めています。そうすることで、どこに何があるのか、何が必要で何が必要でないか、を毎日整理することができるので、頭の中もすっきり整理された状態に保つことができます

 毎晩カバンを空っぽにすることは、心と頭の整理をしていることと同じ

その他

逆算思考とは、料理のようなものです。作りたいもの、つまり作りたい未来が明確に決まっているのです。
(中略)
逆算思考には、到達したイゴールがあり、そこに向かってアクションを積み重ねていくので、道筋が明確で、行動にいつも基準があります
たとえば、カレーを作るのならば、どんな具材が必要で、それらをどう準備して、どう調理して、どういう順番で鍋に入れていくかなどを考えます

ゴールを明確にすることは、やらないことを決めることですので、ムダもありません。東京から京都に向かう時に、わざわざ仙台へ行く人はいません。基準が持てるので、行動が具体的になります


自分をリフレッシュさせる方法を持つ
1.パワーナップ…短時間の仮眠
2.グリーンエクササイズ…緑の多い場所や、池や川など水をヵんじられる場所の近くを5-10分散歩する
3.軽めのシャワー…汗を流す程度、目安は5分


依頼を引き受けた時こそ出だしが重要。5分以内にできることを探し、少しだけ手をつけておく

「でも」を「だから」に変えてみる
「楽しそう。でも、今は時間がない」→「楽しそう。だから、時間を作ってみよう」
「やってみたい。でも、自分にはできないよ」→「やってみたい。だから、くわしい人に聞いてみよう」


すぐやる人はサティスファイサー、やれない人はマキシマイザー
アメリカの心理学者バリー・シュワルツ博士によると、人は2種類に分けられる
自分にとって最高の選択を望む「マキシマイザー」
まずまずのところでも満足する「サティスファイサー」


「すぐやる人」は、雑にやることの大切さを理解している。いわゆるサティスファイサーで、80点でいいものは80点でいいと思うことができるので、行動が早くなる。
日々の活動の中で100点を求められるものは限られている。
「すぐやる人」はまず合格点を設定する。

「すぐやる人」は、最初に目的を定めて、合格点を見据えて、その点数をクリアするのに必要最低限の労力のみをかけるようにしている