「行動できる人」=「仮説を持っている人」(P95)
実際の経験がなくても、さまざまな事象について「自分ごと」で考えて仮説を立てていくことができれば、すぐ動けるようになる。
「迷ったらワイルドな方を選べ」by宮坂学(ヤフー前社長)(P129)
たとえば昼食を食べる時、いつも言っているとんかつ屋に行くのか、新しくできたエスニック料理屋に行くのか。
エスニック料理を選ぶのは、自分にとってワイルドな選択。
日常の中で、迷ったらワイルドな方を選んでみる。
その積み重ねの上で、行動や価値観がはぐくまれる。
議論の4つのステップ(P161)
1.「想い」が伝わるよう、ストーリーを話す
2.ロジックが理解されるよう、「結論と根拠のピラミッド」を話す
3.対立点と共通項を見つける
4.クロージングする
「想い」が伝わるよう、ストーリーを話す(P161)
ストーリーとは、「Why?(なんで?)」から「So What?(それで?)」につながっていること。言い換えると「過去・現在・未来」とつながっている話のこと。
(中略)
「今、こうなっていますよね。それは過去、こうだったからですよね。過去のこういう視点から見ると『今』はこういう状態なわけです。その延長線上で考えると未来はこうですよね」と。これを著者はストーリーと呼んでいる。これを話すことで、自分の想い、つまり右脳の感情的な部分を話すことができる。
人は「言っていること」ではなく「ふだん、その人が何をしているか」を見ている(P164)
見ているのは人間性。職場で重視される人間性は3つある。
1.いつも一生懸命まじめに取り組んでいること
2.一貫性があること
3.ポジティブであること
人が動かないのは、これまでの行動を変えたくないから(P191)
これまでの行動を変えてもらうためには、当たり前のことを当たり前にやっているだけでは、成果には結びつかない。