毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『これも修行のうち。』メモ  

【お断り】内容を損なわない程度に表現を変えているところがあります。ご了承ください

■最初の発想(思いつき)が、考え方を決める185
最初の発想(思いつき)が、考え方を決めます。考え方が人生をつくります。となると、最初に何を思いつくか、は決定的に大事になります。
そこで、発想を変える練習をするのです。


■「最初の発想を切り替える練習」を始める194
その方法は、意外とシンプルで「使う言葉を変えればいい」のです。というのも、思考は言葉で作られるからです。
つい否定的な思いが出てきたら、「方法はある」と繰り返してください。つらくなったら「方法はある」。憤慨したときも「方法はある」。不安や迷いを生じたときも「方法はある」――まずは言葉で繰り返すこと。そうして徐々に「考え方」を作りかえていく


■反応しつづけるかぎり、疲れは取れない389
…心は反応することが性質(仕事)です。となると、「次の反応」に走る限り(快か不快かにかかわらず)、心そのものは止まりません。
その止まらない反応が別の反応を誘発します。「憂さを晴らす」「気分転換」のつもりでいったん反応すると、別の感情や妄想など、さまざまな余計な反応が出てきます(いわば二次反応です)。反応を休めるつもりだったのが、逆に増えてしまうのです。
その結果、心は拡散して、ぼんやり状態の中で「ああ、やってしまった……」ということになるのです。


■反応を止める基本は“感覚を意識する”こと396
反応に疲れたときは、「感覚を意識する」ことが最大の秘訣です。
……日頃の反応は、たいてい“感情”か“思考”です。「不満を紛らわすために楽しさを」というのは、“感情”で反応し続ける状態だし、「ネットで遊んだり、本を読んだり、テレビを見たり」というのは、“思考”(より厳密にいえば妄想)で反応し続ける状態です。
いずれも、一見「気分転換」には見えますが、反応そのものは止まっていません。
(中略)
この反応をいったんストップさせるには、「感情にも思考にも、心を使わない(反応しない)」ことです。となれば、「感覚に意識を向ける」しかありません。
その感覚を意識している状態を“マインドフルネス”……と呼びます。


■「自分を下に置く」のも慢のひとつ1270
相手の慢に動揺して、自虐・落ち込みモードに入ることもありますが、これは承認欲で反応して、自分を否定的に判断している状態なので、やっぱり慢に当たります。慢には「上から」でけではなく、「自分を下に置いてしまう」判断もあるのです。