毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『ADHDコンプレックスのための“脳番地トレーニング"』メモ

【お断り】個人的にまとめたメモです。個人の感想と本の内容は区別できるようにしていますが、著者の意図から離れていることもあるかもしれません。ご了承ください

■「自分は何でも忘れるから、対策を取っておこう」68
行動の手順を一つひとつ箇条書きにする
やるべきことをルーティン化する
自分の記憶力を絶対に信用しない


■記憶力そのものを改善するには、思考系脳番地/感情系脳番地を鍛える68
記憶は「知識の記憶」と「感情の記憶」に分けられ、前者は思考系脳番地と、後者は感情系脳番地の働きと密接につながっている


■「いつも直前になってバタバタする」対策73
出かける10分前の持ちものチェックを習慣化
直前にひらめく自分の性質を利用して、朝出かける10分前にカバンの中身をチェックする
カバンをいつも座っている場所のそばに置き、必要なものを思いついた時にすぐ入れてしまう
→頭に浮かんだら即動く。記憶で処理せず、行動で対応する


■仕事関係の情報をすべて詰め込む「マスターノート」を作る78
ノートに毎朝5-10分、その日の予定の詳細や、頭に浮かんだことを記入する時間を取る(一番体力があって面倒くさいと感じないのは朝)
ADHD脳の人は予測行動が苦手なだけでなく、予測した内容をも忘れてしまう
ノートに書いて確認し、のちに再度確認することで頭の中の準備ができる

これまでの流れ、浮かんできたアイデア、これからの予定などを、この1冊で確認できるようにする
その日の予定を書いて確認することで1日の予測が出来、終わったらチェックすれば成功体験が味わえる
著者はこのルーティンを身体で覚えることで、苦手だったマルチタスクが得意に


■時間にのりしろを作って動くのが苦手83
ADHD脳の人が遅刻しがちな原因は、時間ののりしろを作る思考がないから
“待てない”“気が短い”ので、「早めに到着して5分休む」といったことができず、たえずギリギリで行動してしまう
あらかじめ「何分ぐらいのりしろが必要か」を考える習慣を作る

■用事と用事の間に必ずスキマ時間を入れる143
用事の合間にスキマ時間を長めに取り、そこに自分がやりたいことを入れておく
時間単位や日にち単位で空白を作り、調整可能にしておく
ADHD脳は「何でもできる」という万能感が強く、的確な時間配分ができないことで、いろいろなことが中途半端になる


■ADHD脳の人には、実行に移すための呼び水、仕込み、前準備が大切92
ゲームのように面白くできるようになると、集中力が発揮できる


■本番に近い形でリハーサルをする147
体に一度刷り込んでから本番に臨む
たとえば「この範囲の作業を完成させるのに、どれくらいの能力と時間がかかるか」をシミュレーションし、自分の見積もりが的確かどうか検証する