前々から髪が気になっていたのでヘナ*1をした。美容院でお願いすることもできるがいつも行く美容院だと５０００円かかる。ヘナの粉を通販で買えば１回分１０００円弱。というわけで時々自分でするのだが、不器用な私にはなかなか面倒な作業なのだ。しかも、ラップとタオルで巻いた頭で２時間くらい過ごさなければならず、自由に動き回れないのでできることも限られる。洗うのも大変だし気をつけないと枕カバーに色がつくこともある。
年収１０倍の本では、自分の換算時給を上げ、どんどんアウトソーシングすることを勧めていた。自分の１時間で稼ぐ金額より安ければ人に頼めばいいのだ。実にシンプル。用意から洗って乾かすまで全部で４時間くらいかかるので、ある程度収入があれば美容院で５０００円払う方が効率がいいことになる（今は学生だからなかなか厳しいけど）。確かに、美容院でカラーをしてもらえば待ち時間は本を読んだり手帳を見たりできるので時間は節約できる。手際が違うのでかかる時間は半分くらいだし。
著者・勝間さんは手入れが簡単になる＝時間の節約になるからカットもこまめに通い、週に１度ネイルケアにも通っているそうなのでおそらく爪を切る時間も必要ないだろう。マニキュアとペディキュアを両方頼んでいて、先に手を仕上げてもらい足のケアをしている時にはもうパソコンで仕事しているそうだ。一流の人はここまで効率を考えているのか、と衝撃を受けた。
金に飽かせて何でも人にやらせる、という成金的発想は好きではないが、「得意なことは得意な人にやってもらおう、それでお金も流通するし」というのもひとつの考え方だろう。苦手なことはお願いしたい！というのが正直な気持ち。
そのためには稼げる人にならなきゃね。
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*1:植物原料のヘアカラー。化学的なカラーリング剤に比べて髪や環境への負担は少ないが、時間がかかるなどたいへんなことも。
