毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

失敗から学ぶこと

先日タロットをさせて頂いた方からメールが届いた。たいてい「結果を教えてくださいね」とお願いするので、何人かの方はあとでメールをくださるのだ。それは私にとって痛いものだった。

当時その方はあることで悩んでいた*1。かなりせっぱ詰まった感じだった。未来に出たカードはセオリーで言うなら「よい方向に行く」と読めた。なので、私は「大丈夫ですよ」と言った。ただ、そのテーマで上手く行くならもっと違うカードが出るなあ、とも思った。もっと言うと何となくイヤな感じがした。それでちらりとそういうニュアンスのことは言ったと思う。だが、私の話の大半は「よい結果を得るためにどうすればいいか」に終始した。

しかし、頂いたメールには「だめだった」と書かれていた。聡明な方なので私を責めるわけでもなく、淡々と結果の報告だけだったが、私はもっといい話の仕方があったんじゃないか、と思った。ぬか喜びさせただけじゃなかったのか、と。

単純に当たる当たらないだけで考えれば当たっていない。セオリーより自分の受けた印象を優先させれば、もっとブレーキを踏めるアドバイスができたかもしれないのにそれもしていない。

私はあまりズバズバと言わない方だと思う。こういう仕事で大事なのはいかに読み取るかよりも、いかにそれを納得できるようにお伝えできるかだと思っているからだ。というのも、まだまわりの人を見させてもらっていた駆け出し時代に若い女性の恋愛について
「あなたにとっていいことは何もないから別れた方がいい」
とキッパリ言って泣かせたことがあるので*2。その経験から何でも「ストレートに言えばいいってものじゃない」と思うようになった。

しかし、今回のことで「相手にとって都合のいいことしか言えてないんじゃないか。イヤなことを言う人になりたくないだけなんじゃないか」と改めて考えた。また、直感がセオリーを超えて正しいこともあるんだ、という事実もここまでハッキリ示されたのは初めてだった。
失敗は失敗と潔く認めて、より前向きになれるアドバイスができるようになりたい。

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※本日の報告はお休みです。

*1:個人的なことなので詳細は書けません。ご了承ください

*2:彼女はその後信頼する整体師からも同じことを言われ、2年後別れました。今は別れてよかったと思えるようになったそうです