毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

毎日自信を積み上げる方法☆☆

最近「1冊のノートで…」という本が多いが、これもそのひとつ。著者は商社勤務で長年海外赴任を経験し、その時の経験からノートに毎日アイデアを書き留める方法を編み出し、これを「アイデアマラソン発想法」と名付けた。この本はそのノウハウを教えてくれる。

しかし、全部読んでみたがこれを読んだだけでできるようになるかは疑問が残る。毎日続けることで自信がつくし、あとでそのノートを読み返すことでそのアイデアを活かすこともできる、というのはわかるのだが、具体的にどう使うのかがもうひとつわかりにくかった。いろいろなヒントは紹介されているのだが、それをノートにどう書くのかが示されていない。

さらに、半分は「ビジネス心得」のような内容なので、純粋にノート術の本とも言い難い。もちろん、仕事のヒントが欲しくて手に取る人が多い本だと思うので役に立つのだろうが、もっとノートに関することを詳しく教えてくれた方が私などにはありがたいし、内容も整理してくれればもっとスッキリ読めると思う。

とはいえ、方法そのものはやってみる価値があると思う。とにかく「アイデアを1日1個出す」ことを自分に課して、それを続ける。続けることで日本の教育ではあまり鍛えられていない「思考」する癖がつき、いざという時頭がすぐ回るようになるそうだ。さらに、毎日続けることで自信がついてくる。「3日、3週間、3ヶ月」という壁を越えて半年経つと自分が成長していることに気づく。


ただ、著者のやっているとおりそのままやらなくてもいいかな、という気はする(本を読んだだけでは「そのまま」がよくわからないし)。結局のところノートに書いたものはそのままではなく、パソコンに取り込んだりして整理しなければアイデアとして活用できない。なので、著者が勧めるのはA5のルーズリーフなのだが、私は再開した100円ノートを持ち歩いて何でも書き込み、純粋にアイデアをノートにまとめる方法でやってみようと思っている。

以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

アイデアマラソンは、まさに小刻みではあるが、毎日、自信を積み上げていく方法なのだ。
だれでも、訓練と、継続と、慣れと、自信で発想が出せるのだ。あとは、それらをいかに実行し、実現していくかにかかってくる。確かに運、不運もあるが、とにかく出発点には思考が必要だ。
自分の辞書(My百科)を作り続ける

私は自分のPCの中に、自分の関心を持つ項目をいつでも取り出せるように、自分の辞書を作り上げている。一番大切なものは、常時携帯しているノートPCに「My百科」というファイル項目を作り、中に英語の項目で並べて、サイトをそのまま取り込める「ネタの種」(ジャストシステム)などを活用している。