■手帳術
オーガナイザー*1というとよくわからないかもしれないが、要は複数使っている手帳を一元管理できないか?という発想だ。
きっかけは展覧会や美術展など幅のある予定をとりあえずメモしておき、いつ行くかはあとで決めたいということがいくつか続いたことと、衣類などの管理で次の季節に必要な情報(在庫がいくつあるとか、このアイテムは処分したから新たに購入するなど)を残しておきたいと思ったことだった。いつも持ち歩いているほぼB6サイズの手帳や「超」整理手帳にはそれだけのスペースがない。特に私の場合、小さいスペースに細々と書くのが苦手でゆとりがあるほどアイデアも出やすいので、大きなスペースはいわゆる母艦、「これを見ればすべてがわかる」オーガナイザーには絶対必要だ。
じゃあどうする?と考えて思いついたのが、今年も買ったがどう使うかはっきり決まっていない無印良品のデスクノート*2。家のことを管理する目的で買ったものの、今年は使いこなせなかった。しかし、スペースが広くてポストイットもたくさん貼れるし開いた左側がウィークリー、右側は方眼のフリースペースという私にとって理想のデスクノートなので、再トライしようと思って購入した。そのマンスリーページが使えないか?と考えた。
あちこちに書くと書き漏れなどのミスが起きやすい、という理由でせっかくあるマンスリーページは使っていなかったのだが、逆にこのノートを「母艦」にして、ここから必要な情報をそれぞれの手帳に転記するようにすれば上手く回るのではと思ったのだ。
必要な情報だと思ったらとりあえず書き込む。またはポストイットにメモして該当するページに貼っておく。まずマンスリーのページに貼り、あとでこの週あたり、というところまで予定が絞れたらウィークリーに移動させればうっかり忘れることもないだろう。その後でじっくり日にちを決めればいいのだ。
問題はいつこの作業をやるのか、ということだ。これを習慣化しないと一元管理できなくなってしまう。今のところ朝は落ち着いて時間が取れるので、毎朝確認して必要事項をそれぞれの手帳に転記することに決めた。もちろん、日にちがはっきり決まったところで大まかな予定はそれぞれの手帳にも書いておく必要があるが、準備するものや細かい予定などはもう少し近くなってからでも充分間に合うと思うので、毎朝お茶でも飲みながらチェックする習慣をつけよう。やってみて問題があったらまた変えればいい。
最近思うのは、スケジュール管理とはやりたいことややるべきことと、空いている時間をつき合わせて埋めていくという実はシンプルな作業ということだ。使える時間は限られているので優先順位を決めて割り振るだけ。入れられないものは先に延ばすか、やめるかを決めるしかない。
まあそれも、仕事の予定が自分の都合に関係なくどんどん入ればまた変わってくるのかもしれない。シンプルに管理できる今のうちに習慣にしてしまおう。
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*1:ここでは「organize(=系統立てる、整然とまとめる)するもの」という意味で使っています。システム手帳をオーガナイザーと呼ぶこともあるそうです
*2:B5サイズの一番大きいものを使っているのでデスクノートと呼んでいますが、正しい商品名はオレフィンカバー再生紙マンスリー・ウィークリーノートです