毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

完走はしたものの

いよいよレース当日。最近は10時を過ぎた頃に眠くなり、自然に朝早く目が覚めるようになってきたので、朝4時半起きも難なくクリア。体力・気力ともに調子よく、これならいい結果が出そうだなと思ったが、現実はそう甘くなかった。

ふだん以上に走っている最中に辛くなり、2回も横っ腹が痛くなり、よろよろしながらゴール。結局、タイムは35分以上かかりました…。やはり、ふだん通りの実力を本番で出すというのはむずかしい。逆に言えば、本番で出したい結果以上の結果を出せるようになっておく必要があるということだろう。

しかも、村上春樹さんみたいに「少なくとも歩かなかった」くらいは言いたかったのに、実際はゴールの競技場に帰ってきてから4分の1周ほど歩いてしまった。というのも、前もってコースが全然頭に入っていなかったので、帰ってきた時にトラックを走る長さが自分の予想の倍もあったのだ。ゴールはこの辺、と思っていたところで係の人に「はいあと半周!」と言われて力尽きた。歩いてゴールは格好悪いし、少し歩いたら元気が出たので最後は走りましたけどね。

30分を切る、と大見得を切っていながら情けないとは思うが、あの程度の練習ならこんなものだろうと思う。そもそも、体育は大の苦手で1キロ以上走ったことがないのだ。それでも、走ることを決めて申し込み、そのために満足とは言えなくてもそれなりに練習をして、完走できたというのは評価してもいいんじゃないかと思った。デッドライン効果というのを改めて実感した。目標は期限を決めなければ達成できないというのは本当だ。私のような意志の弱いタイプは特に。

反省点もいくつか。

  • コースが頭に入っていなかった

ペース配分がめちゃくちゃ。自分が今半分は走ったのか、まだ1キロ程度なのかわからないというのは辛い*1。1キロはこのくらい、というのが体でわかるようになればもっと楽だろうなと思った。

  • 自分のペースを作れていない

初心者なので当然だが、本や走っている人のアドバイスを鵜呑みにしていた。しかし、走っていて違うかも?と思ったことがある。それは「調子のいい時に飛ばしすぎない」というセオリー。
走りはじめに調子がいいからとペースを上げるとあとが苦しい、というので最初かなりペースを抑えたのだが、結局最後はものすごく苦しくなった。それは最後の練習の時も感じた。最初に抑えても飛ばしてもラスト1キロが苦しくなるのが同じなら、最初調子よく走ってしまった方がタイムはよくなるんじゃないの?と思った。初心者だからこうなるのかもしれないが、個人差もあるかもしれない。それに、あのセオリーはフルマラソンを走る人の話だ。これは試してみる価値があると思う。

でも、一番の反省点はこれ。

  • 体重が増えていた…!

たった週1回しか走っていないのに、「走っているから」と油断していたと思う。しかも、落ち込むことがあって食べる量が増えていた。帰宅後体重をはかったら、何と1年前の「これはヤバイ」というところまで増えていたのだ。そりゃあタイムも落ちるだろう。あと2キロ落とすどころか、2キロ増えている(目標値+4キロ)。コアリズムも結局ほとんどやっていないし。早急に手を打たねば。


「走ってみてどう思ったか」だが、とにかくしんどかった。これからも走ります!とはとても思えない。ただ、ものすごく悔しさも残ったのだ。なので、来年リベンジしたい。
おそらくこのレースは毎年同じコースなので、次に走る時はもっとペースが作れるし、競技場に帰ってきてがっくり、ということもない。ランニングにはまってあちこちのレースに出る、というのはないが、このレース限定で続けようかなと思った*2。5キロを軽やかに楽しく走れるようになりたい。もっと気持ちよく走れるはずなのに、そうなれないのが悔しい。


というわけで、自転車は買うことにした。目標達成してないのに?とお叱りを受けるとは思うが、またこのレースに出ることを条件に許可することにした。周りに話したら、「レースに出て5キロ走る」というのは自分が思う以上にすごいことだと評価してもらい、出て完走しただけでもよくやった、と思ってもいいかなと感じたので。
とにかく体重を減らしたいし、心肺機能も上げたい。そのためには自転車の方が効率がいいと思う。人によって違うと思うが、私にとってはランニングよりも自転車の方がハードルが低い*3

走っている最中はしんどかったが、目標を決めてそれをやり切る、というのは気持ちよかった。そう実感できたのも収穫だと思う。

*1:コースの距離表示が3キロからしかなかったのも痛かった

*2:もともとなじみのある場所なのと、コースがフラットで走りやすいので

*3:20代の頃、ジムに入会する体力テストで筋力などはすべて平均以下だったのに、自転車だけは20代女性の倍の数値をはじきだしてトレーナーをびっくりさせた逸話あり