今日はこのブログでも何回か紹介している大好きな作家・喜多川泰さんの講演会に出席するため、再び日帰りで東京へ。クローズドの会なので少しだけ内容をご紹介。
喜多川さんは「勉強を教えない塾」を経営しているのだそうだ。なぜなら、勉強は目的が決まれば自分でもできるから。代わりに「なぜ勉強するのか」「働くとはどういうことか」を教えているのだとか*1。
今年の２月に出た最新刊「上京物語」も、そのことについて深く考えるきっかけになるいい本だ*2。
このように、人生について考えるメッセージを毎回作品から発信されているのは、塾に来る高校生や、卒業して大学生になった生徒たちに伝えたいからだという。
そして今、喜多川さんがもっとも力を入れているのは「失敗を恐れない勇気を持つこと」の大切さを伝えること。日本で普通に育つと、この勇気をなくしてしまうのだそうだ。しかし、失敗を恐れると、何もできないまま一生を終えてしまう。
今回は特別な場だったので内容は違ったが、一般的な講演会では「失敗を恐れない勇気」がテーマであり、「上京物語」でも触れられている。幸せに成功したいなら、ぜひ「上京物語」を読み、チャンスがあれば講演会にも足を運んでほしい。関西では６月に伊丹で予定されているので、私も参加しようと思う。
