毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

太らない体を作る☆☆☆

時間調整のために立ち寄った書店に山積みになっていた本。帯で田中宥久子さんがにこやかに微笑んでいたのでつい手に取ってしまい、そのままレジに直行。そのくらい私にとって魅力的な本だった*1


著者の王 尉青さんは北里大学研究員を経て、現在は中国式の鍼治療院を経営されている。医食同源に基づいた食事療法と鍼を組み合わせ、来院者の93%が5〜15キロのダイエットの成功しているという注目の人だ。
この本では、自宅で食事療法だけでできるダイエットの方法を教えてくれている。それも、胃腸をリセットする=ほぼ断食に近いというかなりハードルの高いものだ。

しかし、読んでみて非常に信頼性がある方法だと感じた(それが続けられるかどうかは別の問題)。何より、ただやせるのが目的ではなく、美しく、健康になれる。一生病気を寄せつけない体になれるという。生活のリズムを自然のリズムに合わせることで、体も健康に近づけるというのはとても納得できた。

ただ、内容はかなりハード。朝食はヨーグルトだけ、昼は野菜サラダだけ、夜は具のないスープを飲むだけ(スープは量の制限なし)という食生活を2週間ほど続け、まず胃腸をリセットするところから始める。その後、2ヶ月間のメニュー、さらに2年を目標としたメニューが続く。もちろん、こんな大変なのは無理、または仕事の関係でここまでやるのはむずかしいという人向けに、時間はかかるが週末だけのメニューも載っている。

健康に、でもしっかり痩せたい人にはいいと思う。ただし、それなりに覚悟はいるかも。

*1:個人的なことはこのあとの「天国体質」の記事をご覧ください