毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

ポメラについて思うこと(その2・基本機能編)

KINGJIM  デジタルメモ「ポメラ」 DM20 チャ バイソンブラウン

順番が前後しているが、基本的な機能についての感想も書いてみる。
まず、大きさについて。電子辞書が少し分厚くなったくらいなのでかなりコンパクトだ。重さ(電池をのぞいて370g)は個人的にはちょっと重いかな、と感じたが、私は持ち歩くつもりが今のところないので特に問題なし。今までネットブックを持ち歩いていた人には小さく、軽くなったと感じるのだろう。

ネット上ではあまり評判がよくない見た目。私はブラウンにしたが、赤に近い色で気に入っている。リザードブラック/バイソンブラウンという名前のとおり手触りがトカゲやヘビ革のようだが、指紋が付きにくく滑りにくいので不満はない。この辺は好みが分かれるのだろう。

よく話題に上る開閉の問題も、個人的には許容範囲だ。
実はヨドバシで試そうとしたところ、閉じたら開かなくなって冷や汗をかいたのだが、うちに届いたポメラは快適に開閉でき、「壊れそうで怖い」という何人かの方が書いていた心配も全然していない。カチッと音がしたらOKで、その音もわかりやすくて気持ちがいいので意味なく閉じたり開いたりしたくなるくらい。

立ち上がるスピードは評判通りで、入力できる状態になるまでわずか2秒。本当に早い。パソコンは立ち上がるのを待っている間にやる気が消えてしまうこともあるが、ポメラはそれがないのでとても楽だ。気が向いたらすぐ入力できるので、たまっている授業のノート整理なども気軽に少しずつ取り組めるのでは、と期待している。
思いついた時にすぐ使えるので、アイデアをメモするのにも使えそうだ。ネットで驚いた使い方のひとつには、「テレビの料理番組のレシピをメモする」というのがあった。入力スピードが安定すれば、可能かもしれない。私はかな入力なので数字を出すのにひと手間かかる分、鍛錬が必要だと思うが。入力の練習にやってみるのもよさそうだ。


キーの配列にはユーザーそれぞれに希望があり、どれがベストというのはないと思うが、私がよく間違うのがメニューを開こうとしてescキーを押してしまうこと。一太郎でescキーを押せば何とかなる、と染みついているせいだが、ポメラでは左下にmenuキーがあり、それを押すようになっている。

自宅パソコンのキーボードとはbackspaceキーとdelキーの位置が逆なので、削除したいところとはちがう部分を消してあわてることが多いが、これは慣れるしかないだろう。

かな入力の人にしかわからないことだと思うが、「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」などの小さい字を出したい時に右shiftを押そうとして隣の▲キーに手が当たり、半角カナに変換されてしまうことが多い。ctrl+backspaceの復活技も使えないので、これはかなり凹む。他はほぼ慣れたが、これだけはまだ慣れないので見ながら押している状態。キーが小さいので、意図しないところに当たってしまうのはある程度仕方ないのかもしれない。

画面については、文字の大きさや行間隔が選べるので、ストレスは少ないと思う。画面の角度を変えても見やすさは変わらないし、フォントも見やすい。画面が小さいので長い文章を書くとスクロールが大変とか、複数のファイルが同時に開けないので比較やコピペが大変、というのはあるが、それはパソコンに移してやればいい、と割り切るしかないかも。
私の場合、最終的な推敲はパソコンに移してやることになりそう。