脳機能学者・苫米地英人さんの本。去年から始まった新しい自己開発プログラムＴＰＩＥの手法を一部紹介している。
正直言って、苫米地さんの本は私にはむずかしく、よくわからない…という感想しか浮かばないことも多かったが、この本は非常に実践的でわかりやすい。今まで読んだ中ではダントツに面白く、初めて人に勧めたいと思った。
スコトーマ（盲点）のはずし方、ゴール設定とそこにどう到達するかの具体的方法、また、苫米地理論のひとつである「時間は未来から過去へ流れる」の意味も、この本を読んではじめて理解できたような気がする。
図なども入り、かなり読みやすい。脳の仕組みを使った成功法則本はたくさんあるが、文句なしにこれが今まで読んだ中でベストだと思う。
中でも、ドリームキラー（夢を壊す人）の対処法や、真のゴールを見つける方法、さらに私のテーマである自己（＝セルフ）イメージを高める方法は役に立った。
ぜひ読んでみてください。
以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。
脳は手抜きする
また、先に挙げた腕時計の実験（自分の使っている腕時計を見ずに描いてみる）でおわかりのように、人間は一度見たもの、聞いたもの、認識したものは二度と見ない、見ようとはしない。
ネガティブなイメージを作らない
成功した時の自分をリアルにイメージすることが重要。
そして、成功したら自分らしい、と思い、もし、失敗したら自分らしくない、と思うこと。それがエフィカシーを高めることになる。
