毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

あまり役に立たないかも…☆

うーん。さらっと読めて何も残らない、と言えばいいのだろうか。
確かに、文章はそれなりに上手い。でも、この本は技術論ではないらしい。こうすれば速く書ける、という具体策はほとんどなかった。
おそらく、下のメモにある「リスト」がこの本のポイントで、それだけわかればあとは必要ないと思う。
amazonのカスタマーレビューが「こりゃダメだ」というタイトルだったので吹き出し*1
タイトルに惹かれて読むと失敗します。ご注意を。


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

先に書く内容を考えておく(P50)

書くのを遅くする最大の原因は、「考えながら書く」ことにあります。
(中略)
書くことの内容が決まっていないまま、パソコンに向かうのをやめましょう。

悪文にしない20のポイント(P94)

  1. 読み手に対し何を伝えたいかがはっきりしている
  2. 長いものはもちろん、1ページ程度の短いものでも、項目や段落に分ける
  3. 起承転結を明確にする
  4. 問題提起の次にすぐ結論を持ってくるのもひとつの方法
  5. 読む人が誰で、どういう状況であるかを考える
  6. 読む人に話しているつもりで書く
  7. 書くべき内容、特に出だしをあらかじめ考えておく
  8. 書きながら考える習慣を捨てる
  9. 書いたものは書き終わってからも直さない覚悟で書く
  10. 手が途中で止まらないようにする
  11. 書くのに、全体として何字程度かを決めておく
  12. 1600字程度(A4・1枚)を一気に書く
  13. 400字程度をひとつの段落にして読みやすくする
  14. 限られたスペースの中で、何を書くかを意識する
  15. 話の内容が、いつの間にか変わる、「文脈のねじれ」を避ける
  16. 短い文章で書く
  17. 接続助詞「が」をできるだけ使わない(……が、)
  18. 連用中止法(社を訪ね、○○氏に会い、○○を尋ね……)
  19. 同じ言葉(「こと」「できる」「である」「思う」など)を繰り返して使わない
  20. 書き終えたものを、同僚の誰かに読んでもらい、校正を頼む

速く書く技術の要点(P174)

  • 締め切りが近づいてから書く
  • 考えながら書かない(書く手を止めないために)
  • 項目を立てておいて、項目ごとに書く
  • 書く前から問題提起と結論をはっきりさせておく
  • うまく書こうと思わない。思ったとおりに書く
  • 短い文にする
  • 書いたら読み返さない覚悟
  • 電車に乗っている時など、書きたいことをいつも頭の中で考えておく

*1:私と同じ気持ちの方でした…