毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「自己容認」が生き方を変える鍵☆☆☆

 

コンフォートゾーンの作り方

コンフォートゾーンの作り方

 

 

 

コンフォートゾーンの作り方

コンフォートゾーンの作り方

 

 

私の周りでじわじわと広がっている苫米地英人さんの本。幸運にも私にはTPIE講師認定コースを修了した友人がいて、勧められて読むようになった。それを面白かったよ、と別の友人に話したらこの本を購入したそうで、読んでないなら、と貸してもらった。 ====


苫米地さんの著書でくり返し出てくるのが“コンフォートゾーン”という概念だ。居心地よくいられる場所、自分が自然に振る舞える場所のことだが、これが自分を限定しているという。
たとえば、「自分は年収500万が妥当な人間だ」と思っている人は、年収500万のコンフォートゾーンにいる。1億円に増やそうと思ったら、まずコンフォートゾーンを年収1億円にしなければならない。つまり、年収500万円のコンフォートゾーンにいることに違和感を感じ、1億円の方が当たり前、居心地いいと思う必要がある。

この概念については何度も目にしたが、じゃあ具体的にどうすればいいのかが今までよくわからなかった。それを図解でわかりやすく説明しているのがこの本だ。こんな本を待ってた、と思う人は多いのではないだろうか。


そして、コンフォートゾーンを上げるにはセルフ・イメージが大切だという。セルフイメージを上げる方法もくわしく述べられているので、この本1冊でかなりのことができると思う。具体的にどうすればいいのかを知りたい人には最適な本だろう。
個人的には、「自分に対して24時間ネガティブな評価をしない」というルールを作るというのが心に響いたので、今試しているところだ。

ただ、実際にTPIEのコースに出た人や、他にも苫米地さんの本をたくさん読んでいる人にとってはあまり評価が高くないようだ。ぜひ、ご自分で読んで確かめてみてください。


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

ルー・タイス・プリンシプルの核心(P14)

ルー・タイス・プログラムではゴールの設定がすべてであるといえます。そして、ルー・タイス・プリンシプルの核心は、そのゴールの世界を強くリアルに感じるとゴールの世界が現実になる、というものです。
この時、アファメーションは、ゴールの世界の臨場感を上げる道具として使われます。アファメーションというテクニックを使うことによって、ゴールの世界を強くリアルに感じるようにするということです。

ハビットとアティテュードの違い(P35)

ハビット…当たり前のように無意識で行うことすべてを指す。ふだん、ついこうしてしまう癖なども含む。
アティテュード…行動の性向で、日常の無意識の選択のこと。
たとえば、毎朝、当たり前のようにコーヒーを飲むのはハビット。「コーヒーにしますか、紅茶にしますか?」と聞かれて、「コーヒー」を選ぶことがアティテュード。

ルー・タイスの方程式(P116)

  I × V =  R
イメージ×臨場感=リアリティー

セルフ・イメージをリアルにする(P120)

必ずしもゴールがリアルである必要はなく、ゴール側のコンフォートゾーンの中にいる自分のセルフ・イメージがリアルなものになればいいということです。
そのセルフ・イメージに臨場感を持たせると、I×V=Rのリアリティーが強化され、ゴールの世界が現実になるわけです。別の表現をすれば、馬の口にニンジンが入っていようといまいと、ニンジンをくわえている自分の世界をしっかりイメージすることが重要であり、ニンジンそのものは重要ではないということです。

イメージと思考(P122)

私たち人間は、映像で思考します。そして、人間は、その思考に基づいて、目標に向かって進みます。映像を思い浮かべながらあることについて考えた時、人間はその映像に向かって歩き始めるということです。
(中略)
獲物を見つけた野生動物のように、思い浮かべた映像に引き寄せられるように向かっていくのです。人間は、好む好まざるにかかわらず、そのようになっているのです。すべてのことはまず心の中のイメージとして始まって、それが現実世界に広がるのです。
したがって、あなたがゴールを達成しようとするなら、現在の思考をコントロールすることが鍵です。

自分を評価できるのは自分だけ(P148)

私たちは、他人に評価を求めたくなります。何をするにしても両親の許可がないとできない環境で育った人や、親の愛情が不足して育った人はこの傾向が強いようです。
しかし、自分がどれだけがんばっているかを知っているのは、自分自身です。たとえた人があなたを評価してくれても、それはゴールの達成とは関係ありません。
高いセルフ・エスティームとは、自分の価値を認めることに他なりません。
自分が価値ある人間であることに強い自信を持つということです。だからこそ、高いセルフ・エスティームとあなたのパフォーマンスは正比例するのです。

セルフ・エスティームとエフィカシーを高める方法(P149)

成功のたびに「よくやった」「私はすごい」と自分に言葉をかけるとセルフ・エスティームとエフィカシーは高くなる。

失敗した時は、
「これは繰り返さないぞ。よし、この次は必ず○○しよう」と前向きなセルフ・トークをする。

セルフ・エスティームとエフィカシーを高めるには、自分に対してネガティブな評価をしないことが第一です。
そのために「自分に対して24時間ネガティブな評価をしない」というルールを課して24時間過ごすと決めればいいでしょう。