毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「粗食」レシピで実践!☆☆

粗食のすすめ お弁当レシピ
粗食のすすめ 秋のレシピ 
粗食のすすめ 旬のレシピ〈3〉秋号
※写真を表示できない本があったため、テキスト表示にしています。表紙のイメージはブクログか、クリックしたアマゾンのページをご覧ください。

少し前から続けて読んでいる幕内秀夫さんの「粗食」の本。理論はわかったが、実際にはどうやって献立にするんだろう?朝はどの程度食べればいいの?お弁当は?と次々に疑問がわいてきたので、レシピ本を読んでみた。お弁当の本と、今の季節の献立の本が2冊。

ちょっと見てみるとわかるが、献立は非常にシンプル。質素、と言った方が正しいかもしれない。本の中にもあったように、本来「ハレ」の食事は特別なもの。ふだんは「ケ」の食事でよい、の実践がこれらの本なのだ。やっぱり今の食生活は食べ過ぎなんだなあ、と実感が湧いた。


幕内さんの本に“「粗食」のレシピ本を手に取ったご婦人をたまたま書店で見かけた”エピソードが書いてあった。そのご婦人は「なんだ、みそ汁と漬物ばっかりじゃないの!」と怒って棚に戻してしまったそうだが、確かにそう言いたくもなる。肉はないし、1汁2菜が基本、朝はもっと少ない。何しろ、食事のすべての量の半分(から6割)を主食で摂る方法なのだ。おかずはあまり食べられない。受け入れられない(たくない)方も多いかもしれない。


ただ、特にお子さんのいらっしゃる女性には肩の荷が下りる本だと思う。あまりあれこれ食べさせるように言われないからだ。献立がシンプルなので、「これならできそう」と思う*1
この時期摂るといい野菜がわかったり、組み合わせ方や少し調理法を変えてお弁当に入れたり、常備菜の作り方も載っているのでしっかり取り組みたい人にはいい本だと思う。お弁当はさすがに地味で、もう少し彩りを考えたくなるが、お昼にお味噌汁を持って行くコツなども書いてあり、いろいろとヒントが得られた。


この手のレシピ本はたいていの図書館にあるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。そのまま取り入れなくても、旬の野菜の扱い方や献立の組み合わせ方などだけでも勉強になります。
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*1:家族からは不満が出るかもしれませんが…