先日読んだ『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー』の中に、佐藤可士和さんの事務所名がSAMURAIになったエピソードが紹介してあった。
海外で“可士和”の漢字の意味を聞かれて、「可=possible、士=サムライ、和=peace」と答えたところ、サムライだけは英語に翻訳できないことに気がついた。そこからサムライにした、という話だった。そのエピソードは、可士和さんの奥様・悦子さんが書いた『SAMURAI佐藤可士和のつくり方』から引用したもので、そこで初めて悦子さんも本を書かれていると知った。
奥様がマネージャーをされていることはNHK『プロフェッショナル』などでもちらりと出てきていたが、どんな人なのか、マネージャーとはどんなお仕事なのか興味が湧いてネットで調べてみたら、面白いインタビューの記事を見つけた。
日経ビジネスオンライン“「オトコらしく」ないから、うまくいく”第1回・「佐藤可士和は偶然ではない」
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「オトコらしくない」から、うまくいく*1
佐藤悦子さん、すごすぎます。博報堂でお仕事をされ、その後外資系化粧品のプレスを経てマネージャーになられたのだが、可士和さんのブランディング戦略はもちろん、仕事の進め方、プライベートの過ごし方まで、「こんな人いるんだ」と唖然とするくらいすごい。たとえば、可士和さんにはもちろんお子さんにも、ノーメイクの顔は見せないのだそうだ。
プレス時代の経験が役に立った、と書かれていたが可士和さんが今のような形でお仕事ができるのはマネージャーの戦略が素晴らしかったからだろう。いろんな意味で面白いので、ぜひ読んでみてください。もちろん『SAMURAI佐藤可士和のつくり方』も図書館で予約した。読むのが楽しみだ。
*1:この連載は書籍化されているようです『「オトコらしくない」から、うまくいく』