毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

春秋1冊目&“難読本”終了

日本経済新聞のコラム「春秋」の書き写しに使っていたノート1冊目を使い切った。そして、偶然だが同じ日に難読本2冊目が終了。今回も仕事関係の本で、途中かなり遅れたが意地で必死に追いつき、予定通りに読了できた。子どもの頃から「飽きっぽい」「根気がない」といわれ続けてきた私でも、「何だ、やればできるじゃん」と思った。

続くかどうかは根性や気合いの問題ではなく、『「続ける」技術』の著者・石田淳さんが書かれていたように“続けられるかどうかはシステムの問題”だと本当に思った。難読本は、石田さんが言われるスタンプカードではないが、奥野さん式の日程表をつけておくことで同じような達成感が味わえるのがいいのだと思う。


春秋の書き写しは「たったこれだけで?」と思われるかもしれないが、私にとっては自己評価がかなり上がるきっかけになった。というのも、文字がきれいに書けるようになってきたからだ。

毎日少しずつ書くことと、ていねいに書くことで文字が変わってきた。かなりバランスよく読みやすい字が書けるようになってきたのだ。最近は文字を書く作業そのものが減っているので、毎日ある程度の量の文字をていねいに書くだけでもかなり改善されるようだ。春秋を書き始めたきっかけのひとつが字をきれいにすることだったのでこれはうれしい。


もうひとつ意外な収穫があった。それは「手帳にもきれいに書ける」こと。

手帳はスペースが狭いのでどうしても小さな文字になる。これが汚いと読みづらいし見る気も起きにくいが、最近明らかに文字が変わってきた。手の動きが思うようにコントロールできると、小さい文字でもきれいに書けるようだ。きれいに書けるとモチベーションも上がり、ますます手帳も書き込んだり見るのが楽しくなって好循環だ。


せっかちな性格が災いし、すぐ結果を求めてよく失敗する私でも、「毎日少しずつ」の実力を見たような気がする。やはり日々の積み重ねは強い。

もし飽きっぽい続かない性格の人でも、きっと続けられる方法があるはず。ぜひあきらめずにいろいろ試してみてください。「春秋の書き写し」は一石五鳥くらい役に立つのでおすすめです。
関連記事
「春秋」書き写しの効用