毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

運を味方につけるポイント7☆☆

今も隔週で通っている「美腰エクササイズ」考案者・SHINOさんの本。といっても、この本は他の著書とは傾向が違う。ほぼ新書サイズでほとんど文字しかない。エクササイズも申し訳程度にしか載っていない。
じゃあ、何が載っているの?そう、これはSHINOさんが運を味方につけて人生を切り開いた経験が書かれているのだ。


経験から来る言葉は深い。“離婚後40代で福岡から東京に進出して美腰ブームを巻き起こした”ということは有名だが、その裏で大変な経験をされてきたというのはこの本で初めて知った。
私がこの本を読んで感じた、「辛い境遇でもそれを乗り越え、運を味方につけるためのポイント」は次の7つ。

  1. 自分に勝つこと。他人を打ち負かすことが勝つことではない。
  2. 自分ができることを精一杯努力してはじめて、運も味方してくれる。
  3. 自分が心から強く「幸せになろう」と願う。幸せになる覚悟を持つ。
  4. 今すぐ結果が出なくても、ダメだと思わない。ものごとには時期がある。
  5. やるだけやったら、一度手放してみる。
  6. がんばりすぎない。でも、あきらめない。
  7. 縁は切るものではなく、切れるもの。縁のない人とは自然に離れるので、その人の幸せを祈ると、また新たな出会いがある。


SHINOさんの講演は残念ながらまだ聞けていないのだが、ふだん指導してくださる先生のやさしさは、おそらくSHINOさんご自身のやさしさが伝わっているのだと思う。前向きな言葉を使い、温かく指導してくれるその源が、この本を読んで少しわかった気がする。
美腰エクササイズをやっている人以外にどれだけ伝わるかはわからないが、自分の運命を活かしきるヒントがあると思う。興味のある方はぜひ。
私のアクション:やるだけやったら一度手放してみる

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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

「勝つ」ことは「引く」こと(P75)

いくら自分ががんばっても、ここは自分の居場所じゃない、主人公ではない場所と感じるなら、勝ちをゆずるのです。潔く身を引く決心を持つこと。それが成功につながるのです。

まずは自分でできることを100%やる(P129)

心から「叶ったらうれしい」と思うことだったら、絶対にあきらめません。たとえ、ちょっとくじけてダメだと思っても、「いやいや、やっぱり私はこうなりたい!」という気持ちがわき上がってきます。
だから、本当に自分が心から望むことは必ず叶います。
何度くじけそうになっても、また立ち直って歩けるからです。

大切なのは、心から「幸せになろう」という覚悟(P130)

目の前にある状況がどんなに不幸であっても、自分が心から強く「幸せになろう」と願うと、そのうちに必ず変化が起こります。
よく「神様は乗り越えられない試練は与えない」といいますが、私はこれまでの自分自身の経験から、その通りだと確信しています。
しかし、多くの人は変化を恐れてそこであきらめてしまいがち。でも、その変化を恐れずに、絶対に乗り越えられると信じて、逃げずに前向きな気持ちで努力していると、必ず幸せはあなたのところにやってきます。

足を引っ張る人は、実はその人よりも下(P131)

上にいる人は、下にいる人の足は引っ張れませんよね。
つまり、足を引っ張るということは、自分はその人より絶対に上に行けないということを、自分では気づかずに証明してしまっているのです。

やるだけやったら、手放すことも大切(P135)

自分が一番苦しい時には、決してやめないこと。
自分で線を引いて、やれるところまではしっかりやって、もうこれ以上できないと思ったら、いったんちょっと引いてみる。
やめるのではなく、ちょっと引いて寝かせるのです。そうすると、それなりに結果が出てくるものなのです。
がんばるだけがんばったら、一度手放してみることも大切です。
私自身の経験では、心から求めているものは、そうした時にポンと手に入ることが多いのです。

欲望のままに食べるのではなく、ちょっと体の声を聞くだけで、食べ過ぎを防げる(P162)

ガツガツ食べるクセをやめると、体の細胞が安心するので、太りにくい体になりますよ。

縁は切るものではなく、切れるもの(P172)

その人との関係において、自分がやることを精一杯やったら、心の中でこう宣言するのです。
「私は今から、この問題に関しては大きなものにゆだねます。すべていい結果になると信じて」
そう言い放って、あとは何も考えないようにします。そうすると、不思議と心にゆとりができて、腹をくくることができます。