先日読んだ『現代語訳 論語』に出てきた言葉。
「すでに起こってしまったことには何も言うまい。やってしまったことは責めまい。過去のことはとがめまい」(P40)
シンプルにいいなあ、と思ったのでやってみることにした。
今まで、何かうまくいかないとすぐ自分を責める傾向があったのだが、この言葉を読んでやめてもいいかな、と思ったのだ。
すると、びっくりするくらい元気に過ごせるのだ。我ながら不思議。
おそらく、今まで自分を責めるために使ってしまっていたエネルギーが残っているからだろう。今までもったいないことをしていたなあと思った。ここでまた自分を責めそうになったが、ぐっとガマン。
コツは、そのエネルギーを別のところに使おう、と思うこと。そう思えば、“自責スパイラル”に入らずにすむ気がする。
やってしまったことを責めても、何も生まれない。じゃあどうするか、を考えた方がたぶん生産性が高い。
自分を責めるクセがある人は、いちど試してみてください。